これまで乗ってきた飛行機の中で
ベストではないかと思えるほどのKLMの機内食のおいしさ。
ホテルオークラの監修による機内食は、それはそれでおいしいが、
それよりも、パッケージでかなり見栄えをしている。
機内食というと、アルミホイルの入れ物の中に、
「押しつぶされた」感のあるごはんがあるが、
このパッケージはまさに「開放的」。
アルミホイルのふたの代わりに、デザインの施されたビニールのふた。
透明のプラスティック容器が、新鮮な野菜やフルーツを引き立てている。
追加で配られるパンも、密度が高くおいしい。
機内食はふつう、そばやパンといった炭水化物が並ぶが
(これは有事の際の栄養源にするためらしいが)、
そんなに炭水化物が目立たないのも高ポイント。
中央にスプーン、フォークなどのセットを置いているのもお洒落。
大手の航空会社では金属製、中堅では、か弱そうなプラスティックだが、
KLMの場合は、丈夫そうなプラスティックのスプーン、フォーク。
どの航空会社でもそうだが、食事は日本発の方がおいしい。
順位をつけると、往路1、往路2、復路1、復路2の順番。
つまり、だんだんおいしくなくなっていく、ということか(笑)。
それでも、どの食事もふつうにおいしい。
上の写真は往路1の食事だが、以下に往路2のパスタを示します。
復路1の和食とんかつを示します。
サラダ用のドレッシングが入った小瓶に注目。
復路2のジャガイモ?を示します。
途中の軽食やセルフサービスも充実。
見づらいが、透明のカップには、チューリップや風車、自転車といった
オランダのモチーフが施されており、
紙コップは、機体や、伝統的な陶器のデザインになっている。
ちなみに写真の透明のカップには、機内では珍しい牛乳。
選択肢には提示されなかったが、コーヒー用ミルクではなく
ふつうの牛乳だったので、選んでみた。