エア・バルティックについて考える | 飛行機に乗って

飛行機に乗って

飛行機が好きです。
機種とかよりも航空会社やエアライングッズ、空港が好きです。
旅先で乗った飛行機や、使った航空会社、集めているエアライングッズについて、報告します。
行先は東欧・北欧と偏りがあるので、あしからず。
利用する航空会社は主にスカイチームです。


飛行機に乗って-BT



日本では馴染みがあまりないが、

いわずと知れたバルト3国を代表するラトヴィアの航空会社。

コードはBT。


ベースはラトヴィア・リーガだが、

リトアニアの国営会社の倒産、エストニア航空の存在感の薄さを横目に、

バルト3国、並びにフィンランドでも活躍する新興航空会社。


写真は、リーガ国際空港のBTオフィス。

BTグッズもここで買える。



飛行機に乗って-BT チケットカウンター



いわゆるLCCで、機内のサービスは有料だが、飛行時間がどの路線も少ないので

まったく気にならない。



自分のBT履歴は


2010年3月 モスクワ・リーガ、リーガ・デュッセルドルフ、アムステルダム・リーガ

2010年12月 モスクワ・リーガ

2011年3月 ヘルシンキ・リーガ

2011年6月 モスクワ・リーガ、パランガ・リーガ、リーガ・モスクワ



テーマカラーは黄緑色。

航空会社にはありそうでない色だが、もしかしたら安っぽいイメージを与えるかもしれない。

また「ロゴ」というものがないのが少しさびしい。



飛行機に乗って-BT機



機内の座席は紺の人工革のような素材。

デザインらしき工夫は見当たらない。



CAの制服も紺地で特徴があまりないが、

男性も女性もネクタイが黄緑。


CAの大きな特徴はとにかく皆若いということ。

30代の人を見たことがない。

会社自体がそんなに若くないからか、

つらくてすぐにやめていくのか、

年を取るとリストラされるのかは不明。。。



乗務するCAはせいぜい3名程度。

その中にほぼ一人は男性CAもいる。(写真)

中にはピアスもしている男性もいて、社風を感じさせる。



飛行機に乗って-BT クルー




機内アナウンスは基本、ラトヴィア語と英語。

モスクワ線ではロシア語も入る。

ちなみにパランガ・リーガ間では英語のみの機内アナウンスだった。


特によく利用するモスクワ・リーガ間は、日本時間で真夜中なので、

機内では爆睡している記憶しかない。

なのでサービスを受けたことはないが、

ウェルカム・フェアウェルの際の、挨拶は好印象を残す。


またリーガへの飛行機の機内では、

乗り継ぎ客への考慮も感じる。

「ヴィリニュスへの乗り継ぎの方は2番ゲートへ。ヴィリニュス、2」

と「都市名とゲート」を強調し、わかりやすく繰り返す。


リーガ空港は乗り継ぎで儲かっているようだが、

意外にもリーガ空港と結びつきが深いBTは破産寸前という現地のニュースを最近知った。


日本への定期便運航なるか、と言われた時期もあったが、

それはいつになるのやら。



よい点は、片道で買っても、往復の半分の値段だということ。

さらに不定期で格安セール(数ユーロから数十ユーロ)がサイト上であるため、

安くヨーロッパを移動できる。

ちなみに出発地点か到着地点がバルト三国に限りますが。


リーガからアムステルダムに行きたかったときは、

デュッセルドルフまでBTで、あとは列車で。

今月もリーガ・パランガ間は、復路のみBTで。



ちなみにアエロフロート、SASでラトヴィアへ乗り継ぎをする場合は、

コードシェア便で、モスクワ・コペンハーゲンからはBTになり、

フィンエアの乗り継ぎ便に間に合わない場合、他社便に振り替えられますが、

その際にBTになる可能性があり。ヘルシンキ・リーガ間ではBTは数回飛んでいるので。


3月にフィンエアで行った場合も、日本での燃料給油で乗り継ぎ便に

間に合わず、BTに振り替えられました。

LCCなので、その場合はドリンク一杯分が損になる。


売りは、安さと、中東(夏季)や中央アジア、コーカサス地方まで及ぶフライトの広さ。


ただ、上記地域以外はせいぜいフライト時間が40分ー4時間で、

機体は空港で長時間休ませることなく、折り返し運転なので、

機体から出ずに往復するクルーの方が普通だろう。

日本人のイメージだと、CAは行先で観光ができる、という

利点があるが、ヨーロッパ内であれば、クルーは日帰りであることが普通だろう。



機体はせいぜい大きくても座席が3-3のため、

小型機マニアにはたまらないと思います。

写真はリーガ空港にて。



飛行機に乗って-BT機


タクシー会社も持っているようで、

空港とリーガ市内のやり取りを中心に、

同色のタクシーが活躍しています。



飛行機に乗って-BT タクシー