鬼滅のER と病気の見逃し | まぶたを治す道 〜眼瞼下垂はあとかたも無くすぐ治る〜

まぶたを治す道 〜眼瞼下垂はあとかたも無くすぐ治る〜

瞼の手術治療に関するブログ
現状治らない疾患の治療法発見に興味があります。その為には古い慣習や常識にはとらわれません。未来の医療の構想のようなものが混じっております。読者に何かをもたらすことができればと思います。

鬼滅の映画の大ヒットぶり、すごいですね。

 

喫茶店で今出てる最新刊までは読破しました!(←買えよあせる)

 

この漫画の中に、悪のラスボスが自分の部下たちの内、実力下位の者を集めて

 

「なぜお前たちは弱いのだ」

 

などと言って詰問した上、うまく答えられなかった部下を次々殺していくというシーンが出てきます。

 

そのシーンを医療従事者の上司部下の関係になぞらえて疾患の見落としを詰問するようなパロディが生まれています。(おもにツイッターにおいて)

 

#鬼滅のER

https://twitter.com/search?q=%23鬼滅のER&src=typeahead_click

 

普通に内容だけ見ると笑えないような笑えるような・・ですが、漫画で表現される事で面白いテイストになっているのかもしれないですね。

 

私もまぶたの疾患の外来をしていると、前の眼科医が逆まつ毛に根本的治療の話もせず長年放置していたとか、まぶたの下がりで目の奥が痛くなっているのに見逃して「うちみたいな眼科じゃなく脳神経系の科へ行ってください」と言われたという患者さんもよく来ます。

 

まぶたの疾患から目の奥や眉間の痛みが生じているのに、いつまでも内科系病院で痛み止めの飲み薬処方で延々通わされ、副作用の胃腸系疾患になっていたり、この鬼滅のERみたいなパロディにできるネタは山ほどある状態です。

 

 

ただ患者さんの命が助かるか命を失うか、という生命にかかわる分野の外来ではないので、取り返しはつくのかもしれません。

 

私も見抜けていない疾患がたくさんあると思いますが、わからない場合は私ではわかりませんという事をはっきり言います。そしてより大きな病院に紹介状を出すか、他科の疾患であればその科で近隣でどの病院がよさそうか、私もネット検索して患者さんと相談して決めます。

 

それが当たり前だと思っていましたが、患者さんの数が増えてくるに従って、じわじわと難しくなっていきますね。でもわからないという事を正直に伝えるのに時間はかかりません。

 

とりあえず面白いかなと思ったのでご紹介しました。

 

https://twitter.com/search?q=%23鬼滅のER&src=typeahead_click

 

Twitter本体より、こちらのまとめサイトのほうが読みやすいかもしれません。

 

 

でも私が一番好きなのは誤診を責めてる分ではなく、大動脈瘤切迫破裂のピンチに、心臓外科柱が駆けつけるやつです笑い泣き