- そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)/アガサ クリスティー
- ¥714
- Amazon.co.jp
ミステリ小説の傑作。
イギリスの孤島、インディアン島に招かれた10人の客が次々に奇妙な死を遂げる。
それらの死はマザー・グースの「10人のインディアン」の歌詞と奇妙に一致していた。
登場人物は10人。
物語が進むにつれてだんだん減っていくので、「海外の小説は登場人物の名前がこんがらがって分からない」という人にもおすすめ。
文句無しに面白いです。
密室状態の孤島のなかで追いつめられていく人々の恐怖と人間模様。
一度読んで、犯人が分かっていても、2度、3度と繰り返し読んで楽しめます。
最初に読んだときには気づかなかった伏線に気づいたり、ここの台詞にはこんな意味があったんだ!と発見したり。
それではここでマザーグースなぞなぞです。
二本足が三本足の上に座って、一本足を食べていた。
四本足がやってきて、一本足を奪って逃げた。
怒った二本足は飛び上がり、三本足をつかんで、四本足に投げつけた。
一本足、二本足、三本足、四本足とは、何のことでしょうか。