【よいやさー！】初めての都踊り

リデルの吉岡です。

前回私が書いた芸舞子さん達の【目録】の続き、京都の祇園風物詩のお話しです。

『みんなの知らない祇園の風習「目録」が今ならリデルで見ていただけます。』

ラボットのはなこちゃんのオーナー様から

「都踊り」のご招待をいただきました。

ありがたいことにカリンは今年で三年連続の【都踊り】に行っています。

1年目はイロハがお呼ばれ。

2年目はカリンとラボットオーナーさんが観劇させて頂きました。

今年はいよいよ「吉岡さんも行ってみる？」とカリンから白羽の矢を立ててもらいました。

【目録】等を調べたついでに、芸舞子さん達の事も勉強できて、ほんの少し知識がついてきていました。

「行きます！連れて行って下さい」二つ返事。

都踊りが開催されるのは「祇園甲部歌舞練場」

４月１日から４月３０日までのひと月、毎日3回公演です（以前は４回だったらしい）

歌舞練場の前は何度も通っていましたが、じっくり見た事はありませんでした。

私達が頂いたチケットに「お茶席」券が同封されていたので、お茶席玄関の建物に向かいます。

そこには歴代（5年前）の都踊りのお着物が展示されていました。

肩とお袖の柄は毎年同じで、裾模様が変わります。

たったひと月の為に何十枚も作る。

そしてそのお着物を、記念のお土産に作り替えて販売されていました。

素敵です。

良いなあー、本物を買えるなんてと興味が湧きます。

その後順路を進んで行き古いお庭を拝見させて頂きます。

見終えたらいよいよお茶席の順番を待ちます。

芸妓さんがたてたお茶を、舞妓さんが滑るように持ってきてくださいます。

お菓子の乗っているお皿はそのまま持って帰ってオッケー。

思い出になります。

お茶席を後に庭を抜けて舞台のある、古式ゆかしい１00年以上前からの劇場に入ります。

本当に古い。だから良い。とても雰囲気あります。

イヤホンガイド聞きながら１時間、ガイド無しではほぼわからない「しっかりした」内容でした。

舞台の左右に三味線と鳴物が並び、その前を芸舞子が並んで踊るさまは、本当に可愛く美しいです。

出し物は毎年変わり、お客様が何度も通える仕掛けを作って努力をされておられます。

何でも勉強になります。

リデルに帰って「都踊り」のお話しをさせていただくと、お客様はとても物知りで、にわか仕込みの私とは比べ物になりません。

「井上八千代」さんの話や「芸者みねこ」さんのお話し等、私に少しの知識があれば、お客様から沢山の事を教えて頂けると分かりました。

皆様物知り。

今年の春は、【お相撲】に【都踊り】と今までにない日本文化に触れる機会に恵まれました。

初めての経験は新しい情報の扉を開いてくれます。

これまたラボットのオーサムが繋いでくれた縁、凄いぞラボット！

美容室LIDDELL（リデル）

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