カラーリストが説明するヘアカラーの種類 | 大阪 藤井寺 美容室 LIDDELL(リデル) の ブログ

カラーリストが説明するヘアカラーの種類


こんにちは。リデルの伊藤です。



私はカラーリストとして講師活動もしており
美容の技術ではヘアカラーが好きです。




そこで今日はこんな記事を書いてみました。


「みなさんはヘアカラーの事ご存知ですか?」





カラーの種類は大きく分けて3種類


リデルで実際使用しているものです。





まず一般的に皆さんがされる

【アルカリカラー】







これはグレイカラー(白髪染め)・ファッションカラー(おしゃれ染め)・ブリーチのことを指します。
1剤と2剤が別れています。



黒色の髪を明るくする事が出来ます。
体質や肌状態によってはかぶれがでることがあります。
染毛後は髪が傷みやすくなるので、十分な髪のお手入れをお勧めします。




【メカニズム】

有効成分の酸化染料が毛髪中に浸透し、毛髪中で酸化して結びつくことで発色し、色を定着させます。
酸化染毛剤には染色と毛髪の色素であるメラニンを脱色する2つの働きをする作用があり、おしゃれ染めができるのもそのためです。

アルカリが髪を膨潤させて過酸化水素がメラニンを脱色。
同時に入った染料を酸化して染毛します。

 グレイカラー(白髪染め)やファッションカラー(おしゃれ染め)の酸化染毛剤は、髪にしっかりと色を定着させ、色持ちはいいのですが、体質や肌状態によってはかぶれを起こしてしまうことがあります。
このかぶれは、多くの場合、有効成分である「酸化染料」に対するアレルギー反応によるものです。
これまでに何回も酸化染毛剤を使用してかぶれなかった人でも、ある日突然にアレルギー症状が出ることがあります。
そして、一度症状が出た人は、次に使用した場合、さらにひどい症状が出ることがあり、このアレルギーは抗原抗体反応なのでアルカリカラーが出来なくなります。
グレイカラー(白髪染め)をする際はパッチテストをし48時間様子をみてください。









【酸性カラー】(ヘアマニキュア・カラートリートメント)










酸性染料という色素を利用した「ヘアマニキュア」や「酸性カラー」などと呼ばれている製品や、酸性染料とは違う色素を利用した「カラートリートメント」などと呼ばれている製品があります。
このタイプのほとんどの製品では使用前の皮膚アレルギー試験(パッチテスト)は不要ですが、一部に必要な製品もあります。
使用説明書をよく読んで正しくお使いください。
繰り返し染めても髪の傷みがあまりありません。
ヘアマニキュアではあまりアレルギーがありません。
ヘアマニキュアの場合、色持ちは約2~4週間です。

カラーリンスやカラートリートメントのように、使い続ける使い方をするものもあります。
汗や雨などでも色落ちすることがあります。
皮膚や爪についてしまうと、すぐにはとれにくいことがあります。



【メカニズム】

代表的な製品であるヘアマニキュアの場合は、一回の使用で色素(酸性染料)が髪の内部まで浸透して染毛します。カラーリンス、カラートリートメントの場合は、リンスやトリートメントとして使用していくうちに、色素が髪の表層部に徐々に浸透し、髪を染めていきます表面についた色素の一部がキューティクルのすきまから内部に浸透して色がつきます。








【一時的染毛剤】(カラーチョーク)







顔料などの着色剤を毛髪の表面に付着させて、髪を一時的に着色するために、毛髪着色料とも呼ばれます。
塗るだけなので手軽に使用出来ます。
かぶれ、髪の傷みはほとんどありません。
一度のシャンプーで洗い流せます。
汗や雨などでも色が落ち、衣服を汚すこともあります。


【メカニズム】

着色剤を毛髪の表面に付着させて、一時的に毛髪を着色します。










本当はもっと細かく分類すると色々あって、わかりにくい名前が沢山出てくるのですが、今回はこの辺でいかかでしょうか?

ご自身がなさっているヘアカラーについてどんなものかご理解頂けたら幸いです。








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