暮れの末広亭に連れて行ってもらいました。トリが伯山でお得です。寒いので髭紬。竹の帯に福良雀の帯留はお決まりのコーデです。(竹に犬で笑とするときもある)(太ったので帯板入れると腹側の柄がずれてしまいます 号泣)。道行は縞でちょっと粋にしました。普段着はユニクロのモノトーンコーデですが、着物はお洒落したい気持ちがあります。これに山葡萄の籠(洋装でも)。

 

とてもよかったのは

国本はる乃(浪曲)、神田松鯉、三遊亭萬橘、桂歌春、もちろん神田伯山でした。

伯山は予定を超え16分延長しての熱演でした。今回のは 歌舞伎座の第二部を伯山が見てきたのを話したこともあり、歌舞伎を見てないと分からないことが多く、基礎教養が問われるお話でした。ある意味「国宝」も知らないと「血」の話だけでは分からなかったのではないでしょうか。(ここでヨメは歌舞伎座の会に入る決心をする)

 

伯山の公演が長引いたので 新宿駅まで混雑の中 着物・草履でダッシュしました。乱視がひどいのでネオンで遠近感がなく方向感覚がなくなります。新宿駅ダンジョンの中、ロマンスカーまで12分でギリギリたどり着けました。息が切れて死ぬかと思いました。(もうマジで死ぬから走るのは辞めます。15年ほど前 京王プラザホテルからロマンスカーにダッシュしたときは、ぎっくり腰になりましたので)

 

そういえば、先月 浅草の寄席にも行ったのですが、寄席によって色々ルールが違うようです。浅草の寄席では 前にテーブルがあるので 食事(カレー持ち込んでる猛者も居ました)、アルコールを飲みながら聞くことができますが、新宿はテーブルがなく、飲酒禁止だし、ほとんどの方はお食事されてませんでした。公演後に飲みにいらっしゃるんでしょうか。

 

末広亭はハコが古いせいか 女性用のお手洗い4つのうち3つが和式だったのが難。 殆どの方は洋式を使われるので 大行列で中入りのお休みが足りなかったです。ヨメはジムで鍛えてるのですが スクワットが苦手。でも頑張りました!改装を強く希望します。