重い恋愛映画です。
第二次世界大戦後のドイツを舞台に、15歳の少年と36歳の女性が出会い、男女の関係となっていきます。女性は、少年と会う度に本の朗読を頼み、少年もそれに答えます。2人の幸せな時間は続くことなく、ある日女性は少年のもとから姿を消します。
大学生となった少年が、大学での研究の一環として、ナチス戦犯の裁判を傍聴するのですが、そこには女性の姿がありました。
女性は、対戦時に強制収容所の看守として働いており、故意に囚人をアウシュビッツに送ったとして、罪に問われていました。
また、収容所で火災が起こった時のミスを報告書に書かずに隠蔽した、とも疑われています。
しかし、ここで女性があることをできない、ということが物語に深く関わってくるんです…。
何ができないのか、これを少年は、これまでの女性の行動や不可解だった点から推測して、気が付きます。このことを証言すれば、彼女の罪は軽くなる。少年はそう考えますが、ある理由から証言しないことにします。そして女性は囚人として刑務所で長い時を過ごすことになります。
1番物語の鍵を握る部分が、ネタバレになってしまうので、伝えられないのですが…
私は高校生のときにこの映画を見て以来、この映画が大好きなんです( ; ; )
物語の雰囲気や、女性が隠していたことが何か、徐々にわかっていく感じ、時を超えて2人が繋がりあう様子…
年の差恋愛の難しさを伝えたい映画なのかな~とか、軽い気持ちで見始めたのですが、もっとシリアスな話でした…
刑務所の中の女性に対して、大人になった少年が朗読のカセットテープを送り続ける、というくだりがあるのですが、そこが自分のなかでは、とても感動しました。
また何度も見たいと思った映画でした( ; ; )
