先日リュートを見たいというので、持っていってちょっと弾いた。
その時に言われた言葉が
「なんで、爪でひかないの?」
ということだった。
私は、よくわからないから、
「ガット絃は切れやすいから、爪は鋭くて爪で弾くと痛みやすいからかなあ。」
などといいかげんなことをいってしまった。
その人はギターを弾く。
「ギターだって、昔はガット絃だったよ。でも爪で弾いていたよ。」
という。
う~ん。どうしてだろうね。
「リュートの音には衝撃的だった。優しい音だなあ。」
というお言葉をいただいた。
そうね、私もリュートの優しい音が気に入って、弾こうと思ったの。
今日も公園でリュートの練習。
楽しい。
どうして、ギターよりリュートのほうが楽しいのだろうか?
絃の張りが弱くて、弾きやすい?
曲がきれい?
公園のベンチで弾くのは楽しい。
広い公園なので、通りすがりにしか人はこない。
側へよるのは、ボール遊びをしている子供か、カラスと鳩くらい。
カラスたちは、なぜか、逃げない。といって悪さをするわけでもない。
子供たちは、
よってきて、リュートを珍しそうに見ている。
少し弾かせてあげると、恥ずかしそうに、けれど、仲間にはちょっと得意そうな顔をしてみせた。
こんなに楽しい時間だけれど、もうすぐ、この土地を離れる。
正直、哀しい。
しかたがない。
辛い時間がまた始まる。
しかたがない。
その辛さを紛らすために私はリュートを習い始めた。
今日はとあるところにリュートを持っていきました。
「ちょっと弾いて。」といわれたので、
自分では簡単な曲を弾いたのですが、うまく弾けませんでした。
これは、なぜなんだろう?
電車に乗って場所にたどりついて、
ケースから出して、すぐ弾くと、たいてい間違えます。
絃間の感覚のミスや、足台がないので、ビミョウな椅子の高さでの、持ち方の具合など、
いつも練習している雰囲気と違うからでしょうか?
10分くらい練習すれば、なんとか弾けるのですが。
やはり修行が足りないのですね。
佐藤豊彦さんのリュートのコンサートにいってきました。
東京オペラシティの近江楽堂というところです。
建築的には、響きがよくて、良いつくりなのでしょうが、
ソフト的にはどうなんでしょうか。
佐藤豊彦さんのコンサートの報告の前にちょっと近江楽堂の文句を述べさせてください。
休憩時間に喉がかわいたので、スタンドバー的な場所を探したのですが、
そのフロアにはどこにもありません。
下のフロアの喫茶店か、地下のコンビニにいかないとだめだといわれました。
休憩時間は15分しかありません。
普通は、同じフロアにすぐドリンク類が用意できる場所があります。
喫茶店では、15分で、注文して、飲み干すのは難しいでしょう。
急いで地下のコンビニにいって、飲み物を買ってきたのですが、
会場以外で座ってのめる場所を聞いたら、
「この建物にはありません。」
ということでした。
びっくりしました。
他にもコンサート会場がオペラシティにもあると思うのですが、
どうなのでしょうか?
話が脇にそれましたが、
佐藤豊彦さんのリュートのコンサートは、リュートの響きがとてもよかったです。
400年前のリュート(11コース)にガット絃を張って弾いたのですが、
音色はやわらかく、響きは、琴のような響きをおもわせました。
ただ、チューニングが難しいようで、コンサートの最中にもしょっちゅうチューニングを
していました。
休憩時間に絃を一本張り替えたそうです。
また、アンコールでも、チューニングが狂って、曲の途中でチューニングをして、
再度弾きなおしていました。
プログラムは、ルサージュ・デ・リシェーの曲でした。
バッハのような曲調で私にはちょっと窮屈でした。
アンコールのシャコンヌのほうがのびのびして好きでした。
佐藤豊彦さんは、リュートの歌わせ方がうまいと思いました。
リュートを弾いているときの表情がほんとうに楽しそう。
楽しそうに弾く人は、すてきですよね。
ガット絃を張るのは、現実に私のようなアマチュアでは、難しい気がしましたが、
アキュラというところのナイルガット絃はどうなのかしら?
