自分の音を録音して聞く。
覚悟していたけど、汚い。
リュートなので、ラインでは入れられず、マイクでいれる。
自分のアラがわかるなあ。
そして、嫌なことだけど、どう考えても私。
絵も、話し方も、リュートの弾き方も、私だなあと思う。
それも、悪いところばかりが同じ。
自分なりに、左手を直したり、右手を直したり。
直した点が体にしみこむまで、練習しなくちゃ。
間違うところを1小節づつ丁寧にやる。
もう若くはないし、こんなに練習しても上達するんだろうかという
不安がよぎったりする。
けれど、しないよりは、したほうがきっとよくなる。
と思いながら練習する。
どういう状態で、楽器を弾きたいのだろう?
と、考えた。
友達数人に聞いてみる。
「女の子にもてたかったから。楽器を弾く時には、バンド以外に考えられないね。」
というのは、エレキギターを弾くギタリスト。
でも、ライブでは、きれいな音で、一人で、しみじみとしたバラードも弾く。
原則として、彼は、バンド。
「モダンギターを習っていたけれど、独奏ばかりじゃつまらない。アンサンブルがしたかったので、
古楽に変更した。」
というのは、古楽器を弾く外人さん。
ソロのコンサートもするけど、アンサンブルが一番好きな彼。
「リュートを習っているけど、フルートや管楽器とアンサンブルすると音量が負けるので、
不満がある。」
というのは、リュートを習っている先輩。
やっぱりアンサンブルに触手を伸ばしている。
「ロックギターだけじゃなくて、一人で爪弾きたいの。」
というのは、ロックバンドをプロでやっているエレキギタリスト。
彼は、ロックバンドでも食べていけるけど、クラシックギターを一人で弾きたいのだという。
彼だけが、一人で弾きたい志向。お仕事でバンドでやっているから、一人でしたいのかな。
バッハ萌え~らしい。
今まで聞いた限りでは、根本的には、アンサンブル、仲間といっしょに演奏したいという
気持ちがどの楽器弾きにも潜在的にはあるみたい。
そっかあ。
いつか、ルネサンスリュート以外の楽器でアンサンブルしたくなるのかな?
リュートの練習。
レガートとブレスが難しい。
流れるような音。
歌う時の呼吸のような、ちょっとした間。
難しいなあ。
歌だと歌えるんだけどなあ。
「リュートが弾けるとすばらしい弾き語り手になれますよ。」
と歌を歌ったときに、先生にいわれたけど。
近所で見つけた天使。
リュートといっても、
ルネサンスリュート、バロックリュート、アーチリュートなど、何種類もあるし、
調弦も違う。同じ種類のリュートでも、コースも違う。
私は、リュートの習いはじめのときには、ひとつのリュートで、ダウランドもバッハもすべて弾けると
思っていた。
でも、そうでは、ないらしい。
ダウランドですら、私の持っている7コースのリュートでカバーしきれない曲もあるらしい。
あら~、どうしましょう。
バッハを弾くなら、バロックリュートを買わなくてはならないのかな。
また、独奏ではなく、アンサンブルをするとなると、リュートでは音が弱いので、
テオルボとか、バロックギターでやったほうがいいらしい。
あら~、どうしましょう。
また、楽器を買わなくては ならないのかしら?
リュートって高い。
とりあえずの目標は、もっと上手になったら、スチューデントリュートよりグレードの
高いルネサンスリュートを買うつもりだけど、
バロックリュートもバッハ弾くなら必須なのかしら???
ちょっと頭がこんがらかってきた。

