kouen

mokuba
街を歩いていたらリュートを弾きたいと思う公園があった。

かわいらしい木馬やシーソーなどが、丁寧にペンキで塗られて管理のよい公園だ。

街中のわりには大きな木があり、木陰がある。


耳をすますと、車の音より鳥の鳴き声が聞こえてきた。

雰囲気がいい。


隣がカトリック教会だった。


そういえば、以前、リュートを弾いてみたいと思った公園が他にもあったけれど、

それも隣がカトリック教会だった。


リュートを弾きたいと思わせるオーラがカトリック教会にはあるのかしら?

レッスンにいった。

タブラチュアばかり見て、五線譜を見なかったので、課題曲を誤読してしまった。


失敗。


五線譜をもっと読むということを習慣づけよう。


昔ピアノをやっていたとき、歌を歌っていたときは、比較的できたけれど、

今は、だめ。


特に苦手なのが、五線譜の音を「ソ」や「ラ」などと音階で声を出して読むこと。

シャープやフラットがついているものはその音階の前に「シス」などをつけるということは

知っているけど、なじめない。


歌では、五線譜を見て、そして、耳で聞いて、すぐ歌詞で歌うということをやっていたので、

すごく苦手。


とりあえずは、五線譜を見ながらリュートを弾くということを心がけるつもり。


親指で低音弦を強く弾いてしまう癖も気をつけよう。

指と弦が接触する時間を比較的多くするときちんと音がでるということも気をつけて練習しよう。








今、こうやって、リュートを弾いているけれど、

いつか、嫌になるときがあるのだろうか。


私の周りには、誰もリュートを弾く人はいない。


リュートという楽器すら知らない人ばかりだ。


でも、私にとっては触ったときから、すごく親しみやすい楽器だった。


クラシックギターとも違う。


気がつくと、リュートに手を伸ばし、何時間も弾いていた。

公園で、ゆっくりと、音を聞きながら弾くのがとても好きだ。


けれど、いつか飽きて嫌になるときがあるのだろうか?


私の残された時間は少ない。


自分が弾きたい曲まで、たどりつけるのかわからない。


その間に嫌になってしまって、リュートに触らなくなったら哀しいことだなあ。


それより、リュートに触れなくなってしまう状態になるほうが哀しいか。


けして、名手になろうとは、おもわない。

人より上手になったって、自分が楽しめなくちゃつまらない。


こんな気持ちはたぶん上手な人、うまくなろうと思う人は感じることはないのだろうなあ。

気管支が熱い。気管支炎になったらしい。

吸入と飲み薬でおとなしくしている。

声が出ないけれど、リュートはぽちぽちやっている。


まだまだ初心者だけれど、

いろいろな曲を聴いて自分の弾きたい曲を探していこう。


タブラチュアを見て、五線譜の音をイメージできるようにしよう。


楽器のチューニングが微妙だ。

モダンギターのように、きちんと音のチューニングができない。

なかなか難しい。

湿気があるからかな。

保管する場所によって、音が微妙に違ってくる。


押弦のやり方でも音が違ってくる。

特に低音弦。


ていねいに音を出してみる。

いい加減にすると汚い音になる。

自分がクリアした課題曲をゆっくりとていねいに音を出しながら弾く。


指の基本的な形、

小指の置く位置、

押弦するときの指の圧力をかける角度。

ていねいにやってみる。


音が深いなあ。


私の楽器はスチューデントリュートだけれど、

それでも、できるだけいい音を出したい。

新品なので、いい音がでるように楽器を育てる楽しみもある。

いい音を出せば、きっと楽器も答えてくれると思う。




sakamoto

ルネサンスリュートの曲をもっと知りたいと思ってCDを買う。

坂本龍右のCDだ。

本人の丁寧な解説がついているCDで、私のような初心者にはお買い得だったと思う。


驚いたのはバッハやヴァイスのみならずドビュッシーの曲までも編曲して弾いている。

この考えの柔軟さと才能には驚く。


リュートという楽器を「古楽器」という範囲だけにとどめないものの見方は私も賛同する。


楽器も2002年作のもので、けして骨董趣味といわけではない。


彼にしばらく注目しよう。