個人レッスンを行なった会場で、そのまま混声合唱団「樹」の指導。
実は施設利用の時間区分の関係で、部屋は借りている時間が余っていて、その時間を「団員限定」で使わせていただいています。
そんな訳で、団員さんが一人、また一人と集まってきて、時間になったら練習開始。
実は、浦安の合唱団LICHTと同じ曲を、同じペースで練習しています。これにはいろんな意図があって、一つには僕自身がより深く曲を追究する為にも、取り組む曲を絞り込んでいる、ということ。
そして、もう一つは「いざ、合同演奏」となった時にサッと意向できるから。
まだ、そんな提案は具体的には出していませんが、例えば組曲「水のいのち」全曲演奏をすることになった場合、現状ではどちらの合唱団も人数が足りていません。
組曲の構成上、最初は「雨」が降り、「水たまり」が出来、「川」となり、最終的に「海」になる。音楽的にも構成的にも最後は大人数で演奏しないと大海原を表現できないのです。
で、あるならば『合同演奏』という選択肢はいちおう確保しておきたい。そんな思惑があるのです。
その実現については、まだまだ数年後の話。今は一つ一つの曲を各々の団が取り組んでいくのみ。焦らず、淡々と練習を進めていきたいと思います。