先週に引き続き、ミュージカル座研修生の朝レッスンを担当しました。


↓前回は理論と声のお悩み相談

今回は、一人一曲ずつガッツリとレッスンしました。


とは言え、2時間で8名をレッスンしなければなので、ワンポイントずつ。


ただし、絶対に全員を少しでも良いから上達させる、というミッションを心に課してレッスンさせていただきました。


みんな個性も豊かだし、歌の得意/不得意はあります。


でも、向上心と好奇心さえあれば、ペースは違えど絶対に誰でも上達します。



大事なのはその意欲を刺激し、向上する自分にワクワクしながら諦めずに、コツコツと練習すること。


その為の知識と技術を授けていきました。


 


 

そして最後に伝えたのは…

・歌に苦手意識を持たないで

・才能よりも、知識と地道な努力


僕は「センス」や「才能」なんてものを信じていません。どれだけ歌に触れたか、という差異はあるかもしれないけど、結局は努力と正しい知識・技術さえあれば、誰でも歌は上手くなります。


そんな未来の自分を信じて邁進できるかどうか。


期待しています!!



午後は対面レッスンでしたが、何と2回も会場を間違えました。


まず、その前の予定のランチミーティングのお店はレッスン会場となる志木のスタジオの近くに設定したつもりが、そもそも場所を間違えていました。


「おっとっと…」ということで、別会場へ。北浦和に到着。少し早めに着いたので時間をつぶそうとスマホを開いたら、どうやら今日のスタジオはふじみ野市だったことに気づき、慌てて再度移動。


何とか時間には間に合いましたが、かなりの移動コスパをロスしてしまいました。



スケジュール管理はもっと慎重に…💦


レッスン自体はとても有意義でした。

生徒さんからも、定期的なレッスンのお申し込みを承りました。


これからも頑張って学んでいきましょう。

7月に演出をするオペラ「カルメン」が、埼玉県ふじみ野市の委託事業になりました。


また、チケットの売り上げも順調で、収支の目処もつき始めたところで、追加予算の申し出を僕の方から提案させていただきました。



それが、メイクスタッフの召喚です。



当初は予算もなかった為「メイクは出演者各自で」ということでしたが、やはり歌い手の皆さんの負担を少しでも減らす意味でも、演出意図の共有という意味でも、「メイクはプロにお願いする」というのが悲願でした。



そこで制作スタッフさんとたくさん議論しまして、ついに承諾を得ることができました。

(↓その時のことを数日前に書いていました)




そして、早速今日はメイクさんと面会。ランチミーティングを行いました。



今回お願いしたメイクさん、実は僕がオペラ演出をする際にいつもお願いしていた方のお弟子さんです。



数年前に急逝してしまった先生の後を引き継いでいらっしゃることを聞きつけ、連絡先をおうかがいして、今回お願いすることができました。



これまでも僕の演出メイクのアシスタントとして入ってくださっていたので、勝手知ったる同士。話に聞くと、その時がオペラメイクデビューだったそうで、今回は「原点でもある利人さんの演出なら、ぜひ参加させて欲しい」と、引き受けてくださいました。



久しぶりの再会でしたから、いろいろ思い出話もあり、実務的な打ち合わせもあり、あっという間のランチタイムでしたが、「これで役者は揃った!」という想いに胸を躍らせ、あとは自分が動くのみ!!



7月の「カルメン」は全てを注ぎ込みます!




午前中は川越にある城北埼玉高等学校フロンティアコースの授業。


高1はまずグループを2つに分けて「校歌」を練習&発表してもらいました。


高入生(高校から城北に入学した生徒)vs 中入生(中学から城北に入学して、そのまま進学した生徒)で対決!!


1時間各自で練習…ですが、全然要領を得ずに進まないので、いろいろ口を出しました。


最後に2組とも発表演奏をして、互いに感想を述べ合いました。

・暗譜で歌い慣れている中入生

・丁寧に歌う高入生

どちらにも軍配が上がりました。


互いを比較し、認め合うことの大切さを伝えたかった授業でした。




高2は創作ミュージカル。


自主的に練習するのは良いけど、効率が悪い…というか稽古の仕方がわかっていないのだから仕方がない。


最終的に僕が手直ししましたが、本人達は納得がいっていない様子でした。


IKEA効果によるバイアスがかかっているので、そこを何とか乗り越えて欲しいです。





夜は埼玉県ふじみ野市で混声合唱団「樹」の指導…の前に団員さんの個人レッスン。



少し耳の遠い方なので、アドバイスをホワイトボードにまとめていきました。



レッスンを終えたらロビーのテーブルで、いただいたお弁当を食べ、混声合唱団「樹」の指導。



発語ポイントを変更することで声の統一感が生まれました。良い傾向!

夕方まで長女とお留守番。

たくさん一緒に遊んで、楽しいけど…

普段以上に疲れるのも事実


子育ては楽しい/大変の隣り合わせ。


でも、愛おしい。





夜は浦安で合唱団LICHTの指導。


「手を抜かないでください」

という、かなり厳しい一言から始まった練習ですが、今までの状態から比べると、だいぶ良い傾向で演奏できてきました。



指導法を刷新した効果が出てきたようです。



市民合唱祭までは練習残り数回ですが、良い方向に仕上げていきたいと思います。




昨夜遅くまでかかって準備した資料。


今朝はMAROサービスセミナーseason.6

「ドイツ」編vol.2

『ベートーヴェン』をお届けました。



平日の朝ということで、参加者はいつもよりは少なめでしたが、僕史上、過去一の仕上がりでした。



以前、非常勤講師として行なっていた授業と、今回chatGPTを活用した計算された構成で、やりたかったことが全て遂行できた上に、終了時間はピッタリ時間通りでした。



・ベートーヴェンの生涯

・音楽家という職業の確立

・後世に残した影響


そして、クラシック音楽鑑賞法として『ソナタ形式』を学びながら「交響曲第5番」第1楽章を何度か鑑賞しました。



終わった後の皆さんの表情や、僕自身の充足感も含めて、今回は本当に上手くいったように思います。




さぁ、来月は「ワーグナー」編!

頑張ります!!





長女の子守りDay

午後からは長男と3人で過ごしました。



伸び伸びと育っています。