毎年1回行っていた門下生発表会でしたが、2020年2月を最後に、生徒さんたちのほとんどが歌を辞めてしまう、または僕から離れていってしまい、残ったのは数名でした。



あれから4年半…。



その後、新規の生徒さんが1人増え、2人増え…と、少しずつレッスン事業が再開していきました。



オンラインレッスンを継続して行っている方もいれば、ネットなどで調べてくれて申し込んでくれた方など…。



そして、あれから4年半…。



2020年以来の門下生発表会を開催することになりました。





発起人は生徒のお一人でした。

そのお友達の別の生徒さんが会場を探してくれて、そして、また別の生徒さんが会場予約を手配してくれました。本来は僕が動かなきゃいけないのにね…。しかも、その動いてくださった3人の内、2人はいろんな事情が重なってしまって今回は参加できなくなりました。



参加できるのは計15グループ。その内のほとんどが初参加です。




そんな訳で、今朝は会場の鳩ヶ谷駅市民センター多目的ホールへ。会場打ち合わせを行ってきました。


スタッフさんはとても気さくな方で、ざっくばらんに打ち合わせを済ませ、こちらが確認したいことなどを先取りしてご提案くださったので、あっさりと終わりました。



そんな訳で、10月27日(日)13:00〜鳩ヶ谷駅市民センター多目的ホール(埼玉高速鉄道「鳩ヶ谷」駅2階)にて、4年半ぶりの門下生発表会を開催します。



ご興味ある方はぜひ覗きに来てください。



先月は1ヶ月間お休みさせていただいた、城北埼玉高等学校フロンティアコースの授業。



まずは、3週間後に創作ミュージカル発表を控える高2から。今日は通し稽古を行いました。生徒によって集中力の差が激しかったのですが、本番に向けて非常によく仕上げてきた子もいて、感慨深いものがありました。



続いて高1は先月はリコーダーを課題に出してありましたが、よく練習してありました。実は来年の創作ミュージカルは器楽中心で作ってみてはどうか?と考えています。


今日は演出を加えて演奏させてみました。

なかなか面白いものになりました。



そんな訳で、こちらも仕事復帰。頑張ります!



9月は1ヶ月間、「ココロノカケラ」に全身全霊を傾けるべくお仕事など全てお休みしていましたが、今日から仕事復帰。




火の車の家計を何とかせねば…。




午前中は志木駅近くで対面レッスン。新しいスタジオをお借りしていますが、とても良い場所です。




夜はふじみ野市で、混声合唱団「樹」の指導。

久しぶりに皆さんと一緒に音楽作りを綿密に行いました。楽しかった…。

そして、見学にいらしていた方が、今日の練習を見て、来週も来てくれることになりました。入団してくれると嬉しいなぁ。



夜は池袋で対面レッスン。


「このフレーズはどんな感じで歌っていますか?」

と質問。


「(歌詞の内容から)怒りを込めて歌っています」

「なるほど…だから喉が詰まっていたんですね」



こんな会話を交わした後、アドバイスをします。

「声に感情を込めてはダメです。

 大事なのは、その前の【息】。

 声を出す時は飽くまでも良い声を作ることに専念してください」



感情表現は、歌詞やメロディが表現しています。そこに更に演者が声で感情表現をしてしまうと、表現が飽和してしまいます。いわゆる二重表現。これではお客様には何も伝わりません。




大事なのは「表現は作詞者・作曲者に任せて、演者はただの媒介として良い声で歌う」ということ。僕らはアーティストではなく職人なんですよね。



ここを掴めると、一気に表現力が増します。

頑張りましょう。



毎月1回、文京シビックで開催している「なつかしの歌をうたう会」第104回目のテーマは『坂・丘・谷・峠』でした。



0、ドレミの歌

1、汽車ぽっぽ

2、さんぽ

3、無縁坂

4、柿の木坂の家

5、別れても好きな人

6、俺たちの旅

7、冬が来る前に

8、この街で

9、ちんから峠

10、峠の我が家

(休憩)

独唱:六ッ和聡「長い坂」


11、ピクニック

12、丘を越えて

13、みかんの花咲く丘

14、港が見える丘

15、鐘の鳴る丘

16、知床旅情

17、赤い河の谷間

18、おお牧場は緑

19、高原列車は行く

End.今日の日はさようなら


昨日までの『魔麒麟』の名残がネイルに残ってました…





【次回以降のご案内】

10月14日(祝)14:00〜16:00

「なつかしの歌をうたう会」

文京シビックB1レクリエーションホール

参加費:2,000円


10月17日(木)20:30〜21:30

「おうちでなつうた」

Facebook生配信

視聴料:1,000円



T1projectミュージカル「ココロノカケラ」全公演を終えました。


ご来場くださった皆様、関係者の皆様、本当にありがとうございました。




全50曲からなる大作でしたが、今回、歌唱指導を担当させていただき、素晴らしい出演者の方々と一緒に作り込んでいけたことは、私自身にとっても大変な財産になりました。


まずは素晴らしい方々の歌声を誰よりも間近で描かせていただき、毎日が耳福でした。ありがとうございます。


▶︎日々出来上がってくる楽曲の音取りしていく作業。


▶︎アンサンブル向上の為に行ったワークショップ。


▶︎役作りや作品の解釈を共に話し合ったマンツーマン稽古。


▶︎通し稽古に入ってから、新たな表現を追求したチャレンジ。


▶︎劇場入りしてからのバランスアップなど。



様々な段階で、指導方法を変容させていき、何よりも役者の皆様が持つ才能や発想を最大限引き出せる環境作りと、作者(脚本家、作曲家)の求める表現をどのように伝えるか、ということを、僕自身とことん追求できた現場となりました。




千秋楽を終えても…

「もしかしたら、こういう可能性もあったかも⁉︎」と思案してしまうほど、ミュージカルは、舞台は、歌は、無限の可能性を秘めているし、どこまでいってもやり尽くすことはないものなのだと思います。



過去の反省も踏まえて、今回は自分でも「やれることは全部やり尽くした」と思えるほど、徹底することが出来ました。



実は、「今回は出演なしで、歌唱指導に専念させてください」とお願いすべきか、ギリギリまで悩んだのですが、おかげさまで、月組の魔麒麟役も集中力を切らさずに演じきれたと思うので、今回はいろいろなことを収穫できたかな、と思います。





あまりにも全力で稽古から今日まで「ココロノカケラ」に尽くしてしまったので、他のお仕事に各所ご迷惑をおかけしました。そして、全ての仕事を休止していた関係で、今月は収入ほぼゼロでございます。



家族にも多大な迷惑をかけたので、来月から頑張って働きます💦




月組4公演目マチネ。



タトゥーメイクも実は「千秋楽」という文字が描かれています。


タトゥーメイクを担当してくれた藤岡まゆみさんの遊び心です。



平常心で挑んだ最終公演でしたが、なんだかんだでテンション高かったらしいです。





無事、全ての公演を終え、ホッと一息。夜の星組千秋楽公演を見届けて、少しだけ打ち上げに参加して帰りました。



公演終了後はXでお客様たちがたくさんレビューを書いてくださっています。大変な反響です。

(ウザキャラの魔麒麟について触れてくださった方はほとんどいませんが…)



そんな訳で、出演&歌唱指導を終えました。1ヶ月間、全てを注いだ「ココロノカケラ」。公演を終えて手元に残ったものは何もありませんが、しっかりと仕事をやり遂げて、個人的には満足な公演となりました。



ご来場くださった皆様、関係者の皆様、大変おせわになりました。





明日は「なつかしの歌をうたう会」です。寝る前にしっかりと準備をしてから寝ます。




午後に星組、夜に月組という、いわゆる「マチソワ」。


シングルキャストさんたちも公演の折り返しとなり、疲れが溜まる頃でしたが、むしろ熱量がどんどん上がってきている感じ。



僕もそこに合わせていくことで、すごい感情を引っ張り出された感じがありました。



結果として、共同プロデューサーであるエイベックスの佐藤さんからも「今回が今までで最高だった」と高評価をくださり、演じた側の実感と同じ感覚で客席にまで舞台の熱が伝わっていたのだな、と驚きました。


歌唱指導者としても、隈なく全体を聴いていましたが、皆さん本当に素晴らしかったです。一部の隙のない公演となりました。


残すは千穐楽!

出し尽くします。