次男、古澤利音が出演するミュージカル「平和な星」を観劇してきました。



新鮮な気持ちで観劇したかったので、敢えて次男の台本を覗き込んだりせず、無知識で会場に乗り込みました。


童話の中の遠い星のお話、という前提で…戦争をしたい国と戦争をしたくない国がやがて戦争になりそうになった時、どうしたら戦争をせずに済むのか?ということを荒唐無稽なエンディングで解決するというコミカルでありながら、深く考えさせられる作品で、特に終盤に弱い国のポポロ大統領が語る、まるでチャップリンが映画「独裁者」の中で語ったかの有名な演説のように、客席に心から問いかける長台詞は聞き応えがありました。


次男はそのポポロ大統領の息子役。「戦争をなくすにはどうしたら良いか?」という問いかけに、子供らしい発想で答えるシーンがありましたが、それ故にピュアさが胸に刺さりました。子供の声ってすごく心に響くものですね。


それぞれの出演者の皆さんの個性が濃くて、とても楽しめた観劇でした。