午前中は埼玉県ふじみ野市で対面レッスン。
中長期的なプログラムで、少しずつ着実に出来ることを増やしていっています。
まずは呼吸。
歌の途中で聞こえる吸気音は、息が深く入っていない証拠。「吸う」という行為で息が入る動作を阻害している状態です。
①まずは響きの確認。
鼻腔共鳴を優勢的に声を出していきます。この時点では浅い声で良いです。
②次に呼吸。
「息を吸う音を立てない」意識で練習。続いて深い呼吸を実践。
↑別の方のレッスン動画
③続いて、舌根トレーニングから母音唱法へ。アゴも歯も使わずに母音を作ります。ハッキリ発音しようと思うのではなく、「総入れ歯を外して、アゴも外れた感じ」で歌います。
その代わり、発音に使うのは舌根。
舌根のコントロールが効くようになると、息の通り、音高のコントロールから音色のコントロールまで出来るようになります。
車で移動して…
午後は同じく埼玉県の川口市でお二人対面レッスン。
行なうレッスンプロセスは同じですが、長年通ってきてくださっている方々の場合は、その時々で弱い部分(響き、呼吸、舌根)を集中的に練習します。
それに加えて「聴きながら歌う」ということを実践していきました。
これが出来ているようで、なかなか出来ていない。難しいトレーニングなようです。