突然のことでした。


風邪の為、昨日の指導をお休みさせていただいたエコー合唱団の団長&事務局さんから電話があり「指導者を辞任していただきたい」との申し出がありました。



理由を聞くと「団員の皆様の意向」を受けて、指導者の辞任をお願いする運びになった、とのことでした。



これまで熱意をもって、でも焦らず長期スパンでの上達を進めてきて、やっと周りからも評価されるようになってきたのに。やり方が良くなかったのか…。



団員さんたちに、僕は音楽を通していろんなことを伝えてきたつもりだっけど、様々な意味で「真意」は伝えられていなかったのかな…。それとも団員さんたちの気持ちを汲み取れていなかったのか…。



今までも何度も何度も何度も何度も同じ経験をしてきました。「さよなら」も言えずに去らなければならない、一人の音楽家の気持ちは、いつも宙に浮いたまま。そんな悲しみにも虚しさにも例えられない気持ちを抱えて、これからも別の場所で精進していきます。



エコー合唱団の皆様、これまで長い間ありがとうございました。そして僕のこれまでの至らない指導は、皆様のお気持ちに寄り添えていなかったこと、気づかずにいて本当にすみませんでした。



僕はこれからも理想の音を求めて、頑張って活動をしていきます。また別の場所でお一人お一人とお会いする機会がありますように。





この場を借りて…





さようなら。