ちょうど1週間後に本番を控える、オペレッタ「メリー・ウィドウ」ハイライト。



黙々と稽古を重ねてきました。



割と毎回[荒通し]を繰り返すタイプの稽古なのですが、その中で各々が自力で演じていく形で全体像が出来上がりました。



そして、ここにきて一致団結で創り上げている感じになりました。


ハンナ役の前坂美希さん…素晴らしいプリマドンナ



【あらすじ】

ポンテペドロ王国の資産家と結婚し、その後に若くして未亡人となったハンナ・グラヴァリがパリにやってきたとなって、パリの男たちが群がっている。


一方、ハンナが万が一パリの男と再婚し、その資産がフランス国内に流れてしまうと、ポンテペドロの財政が破綻する、と恐れたポンテペドロ当局は、大使のツェータを通してハンナの元恋人であるダニロ外交官にハンナ再婚阻止の為の任を命じる。


当のダニロは毎晩パリの酒場マキシムで飲んだくれる体たらく。嫌々と任務を引き受けるが、ハンナとダニロは次第に昔の恋心を蘇らせていくのだった。


ところで、ツェータ大使の若き妻ヴァランシェンヌは、パリの伊達男カミーユ・ド・ロシヨンに言い寄られていた。カミーユはヴァランシェンヌの扇に「愛している」と落書きをし、よりによってヴァランシェンヌはその扇をどこかに無くしてしまうと、巡り巡ってその扇は夫ツェータの元に。


ツェータはその扇の持ち主がもしやハンナで、彼女は既にパリジャンの誰かと恋仲にあるのでは、と勘違いし、今度はダニロに扇の持ち主が誰なのか探すよう命じるが、ダニロはその扇の文字が筆跡鑑定の結果カミーユのものであると突き止める。


勘違いが勘違いを呼んで大変な騒ぎとなるポンテベドロとパリの想いが交錯し、物語は急展開に。果たしてハンナとダニロは互いの秘めた想いを伝え合うことができるのか…?