2023年7月23日(日)ステライースト・ホールにてオペレッタ「ルクセンブルク伯爵」公演を無事終えました。
今回、演出依頼(2月)から、台本製作(4月)、立ち稽古(5月から)からゲネプロまで、いろんなものを詰め込んだ作品が、こうしてお客様に届くまで、多くのドラマがありました。
いろいろな「トラブル」と呼べることが、逆に新しい「アイディア」になり、多くの試みと学びを得たことが何よりも僕自身の糧になりました。
出演者から「終わってしまうのが寂しい」とか、お客様から「2幕の終わりで泣いてしまった」とか、観劇に来ていた長男(10歳)も「すごく面白かった」との声をくださり、ここまでの道のりが報われた気持ちがします。
ジュリエッタ役の鈴木晶子さん
ただ、全体的に僕自身が楽しんでいた、というのが今までにない感覚でした。もちろん苦しんだ時もあったけど、それすら今から思い起こせば楽しい思い出だし、やって良かったと思える久々の演出作品でした。
いろんな最新技術や便利な道具が生まれていく中、昔ながらの味わい深い舞台を作るのは、やはり「人」なんだな、と思いました。
リリカふじみ野の皆さん、特に合唱のお一人お一人のお人柄とか個性を舞台で表現したい、と思い、かなり緻密に作りました。
すごくみんな良いお芝居をしてくださいました。ありがとうございます。キャストの皆様もお疲れ様でした。たくさんセリフを覚えてくださいました。ありがとうございます。
超ピンボケだけど、今回舞台面で助けてくださった橘さん
見事なパラグラン役を演じてくれた平岡くん
皆様、お疲れ様でした!!