朝から川越市にある城北埼玉高等学校フロンティアコースの授業。
2時間連続の授業なのですが、今日は1時間目が生徒たちのX線健診などがあった為、実質1時間分しか授業できませんでした。
今日は課題を設けてグループワークをしてもらいました。
『童謡について調べて発表する』というミッションです。発表は来週。限られた時間で、どれだけ効率よくグループワークできるか、という課題です。
5つのグループ(1グループ5〜6人)に分かれて、以下の5曲のうち1曲ずつを選ばせて、その曲について深掘りして発表を行います。
・夕焼け小焼け
・蛍の光
・通りゃんせ
・さくらさくら
・シャボン玉
まずはしばらく見守っていましたが、しばらくしてまずグループメンバーの机の配置替えを指示しました。
最初は机を集めて内向きに顔を突き合わせて座っていましたが、これだと互いの作業の様子が見えず、また意外と互いのコミュニケーションが取りにくい。
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机の並べ方を海外のオフィスのように弓なりに横並びさせ、外側を向いて座るようにしました。
すると、互いの作業が把握できるようになり、メンバー同士の体も近づくのでコミュニケーションが取りやすくなりました。
各グループを回り、ちょっとずつアイディア(ヒント)を伝えていって、研究対象を絞り込んでいきました。
僕は彼らに「音楽の素晴らしさ」を教えるのではなく、音楽を通して、社会で生きていく為のスキルを各々が開発していったり、その上で文化・芸術を「ツール」として使える人材を育みたいと思っています。
その先に「音楽の楽しみ」を発見してくれれば良い…そんな願いで授業をしています。