夜はT1projectのボーカルワークショップでしたが、その前に演技ワークショップを行なっていたので、勝手に見学させていただきました。
いやー、本当に芝居ってすごい。
奥が深い。
そして、何という緊張感…。
同業者(オペラ歌手)には、ぜひ一度この空気を体験してもらいたい。全く別次元の「演技」というものを、目の当たりにして欲しい。
今日のワークショップを見ていただけでも、僕がやっている『演技っぽいもの』なんて、本当に小指一本分にもなっていない、と感じました。とても繊細で、深くて、そして真実でした。とにかく講師でもあり、脚本家、演出家である友澤晃一さんの見抜く能力の前では、一切のごまかしや嘘が通用しない。ここで自分を曝け出せたら、どんなにか良いだろう…と思いながらも、それが怖くも感じるのでした。(ミュージカル「PIANIST」でコテンパンにされたw)
命削って芝居をしているんだなぁ、という緊迫感でした。
そして、その後のボーカルワークショップも、濃い時間になりました。
今日は9名レッスンしましたが、かなり細かく言及していった人もいたし、歌の基礎から叩き込むこともしていきました。
きっと、役者さんたちにとっては、僕(歌手)が芝居のWSにめちゃくちゃ緊張感を感じ取ったのと同じくらい、歌うことにプレッシャーを感じているんだろうな…と、思ったらすごく親近感が湧きました。
ボーカルワークショップも、徐々に熱を帯び始めていきます。心を燃やして、学んでいきましょう!