午後から川越にある城北埼玉高等学校フロンティアコースの授業。歌の授業をしていますが、高校生あるあるで…みんな今一つ「開放」できず、声が出ていません。
自家発電が非常に苦手な男子高校生たち。僕も当時はそうでした。
どうやって自分のテンションを上げていくか、ということは、どう「演じるか」に通ずるものがあります。大人になると、いろんな役割を演じなければなりません。
積極的に演じよう
父親、社会人、夫、友人、ご近所さんなどなど…僕たちはその場面によって自分の役割を演じ分けているのです。日常こそが「演劇」であり、そこに人生という「物語」がある訳ですが、まだ若い彼らにはそもそも『舞台』が少ない。そして…
自分を偽るな、と教育されている。
僕は、このことは今後生きていく上で大きな弊害になると思うのです。「ありのままで」良いわけがない。事実「アナと雪の女王」のエルザは例のあの歌(ありのままで)を歌って引きこもり、国中に凍て付く冬をもたらす、という大迷惑を犯しているのです。
大人になりきれない大人を大量に生産し、未熟な社会を作り上げてきてしまったのは、こうした教育の負の成果だと思います。
ところで「アナと雪の女王」で検索していたらこんな絵本を見つけました↓
ちゃっかりアフェリエイトで収益があれば良いな…という黒利人が登場しましたが、話を戻します。
そんな訳で、授業では今後「演技」のワークショップを行います。そのまま『お遊戯プロジェクト』につなぎます。
今日は手始めに簡単なゲームをしてもらいました。まだ「演技」に進む前の、頭と身体の体操の段階ですが、ゲームを楽しみながら学んでいってくれれば良いと思います。
1、2、3ゲーム
とても簡単なゲームなのですが、意外と面白い。
2人で対戦する形で向き合って、交互に「1」「2」「3」「1」「2」「3」…と言っていくだけのゲームです。
2人で3つずつ数えていくので、ローテーションしていき「言う数字」が毎回ズレていきます。これがなかなか…わかっているのに間違えたりして頭が混乱します。
僕はこれに更に「1の時だけ手を挙げる」というルールを加えました。
クラス全員で勝ち抜き戦にして、対戦していったら、かなり盛り上がりました。決勝戦で勝った子はクラス委員でした…さすが!