朝から宅録の仕事をしました。
※「宅録」については、プライベートラジオで話しています↓
夜は、千葉県浦安市で活動している合唱団LICHTの指導。練習会場である、新浦安駅が最寄りの美浜公民館までは自宅から約1時間半。なかなかの道のりです。
練習曲は…
「水のいのち」より「みずたまり」
自分に映った青い空に憧れ、苦しむ小さな、泥にまみれたみずたまり。その心の愛しさに、キュンとなる作品です。
心がピュアな人ほど、強い憧れから自らの(心の)弱さや醜さに思い悩みますが、実はその憧れの答えは既にその人の中に「有る」のではないでしょうか。
そんな想いが人を介してではなく、自然(水)から伝えられる…人とは何と小さな存在か…そんなことをこの作品から読み取ることができます。
だから演奏自体もピュアに。一切のエゴを捨て、ただただ楽譜に謙虚な気持ちで向き合い、美しく音を奏でるのみ。高田作品の究極はそこにしかないように思えます。
そんな訳で、憧れに向かって、深く深く自分たちと向き合っていきましょう。