引き続き、城北埼玉高等学校フロンティアコースの話題。
授業が終わった後、去年教えていた現高2の子達がフロンティア職員室にやって来ました。手には大きめのプチトマトが…
「トマトが出来てたんで…」
フロンティアコースでは農業も学んでいます。机の上で勉強ばかりしてきた子たちですが、実際に土に触れて、自分たちで「生産する」という経験は、どんな小さなものであろうと、とても貴重な経験になると思います。
なぜ農業なのか…
…それは単に農業、としてではなく、自分たちで何もないところから耕し、植え、育て、生み出す…というプロセスはビジネスやライフマネージメントの世界でも必要なスキルだし、それがまたSDGsなどの社会的な問題意識への関わり合いにも繋がると思うのです。
…と、能書きはさておき…
早速、洗って食べさせてもらうと、とっても甘くて美味しい!!🍅
せっかくなので現場である渡り廊下へ一緒に行ってみました。プランターも使わず、袋で育てていました。
プリップリのトマト
大きなピーマン
シシトウ…を愛しそうに見つめる生徒たち
他にも畑で育てた藍で染物をしたり、芋からエタノールを生成したり、さまざまな体験を自発的に行なっています。
「先生、畑の横、空いてますよね…あそこに植えたいものがあるんです」
なんて会話もあって、とても楽しそう。
自分たちの教室のベランダスペースには自作のプランターとネットを取り付けて、グリーンカーテンを作るのだそうです。
生活に密接した学びと体験
主任の内野先生は「まだまだやりたいことがたくさんあるんだけど、時間が足りなくて…」なんて言っていたけど、現時点でも楽しいことだらけのフロンティアコース。生徒たちはたくさんのことを学び、体験しています。
これからは社会との関わり合いも目指して、裏では先生方がたくさん動いていらっしゃいます。
次は何が飛び出すか…ワクワクが止まらないフロンティアを一緒に目指します。