【教師】→【生徒】に教える
という教育から、生徒自身が自ら考え、学ぶという『主体的な学び』が新しい指導要領の柱の一つになりました。
そんな訳で、これまでにない新しい学びの場を提供することを目指して、城北埼玉高等学校フロンティアコースの授業を展開しています。
先週から始めたクラスカリキュラム実習を、生徒たちに考えさせています。
今日は僕が実際にデモンストレーションしてみました。
「授業」をする、というよりも「こんな授業はどうですか?」とプレゼンをする形です。
つまり…
【生徒】→【教師】に授業を提案する
というものです。
「先生に授業を教えるの?!」と生徒たちは当初『?』でしたが、グループワークとして話し合わせたら、なかなか独創的なアイディアがどんどん出てきました。まだそれを形にしていく力はないので、そこはフォローしていきながら「その方向性は面白いね…こんなのはどうかな?」と結局は僕も提案をしていきます。
↑デモンストレーションの様子
『音楽×英語』のコラボ授業
→英語の歌詞を読み、内容を理解する(考察)
→→訳詞を作ってみる(実践)
※訳詞を作成する実践では楽譜を読む力が身につき、また音と言葉のイメージを感じ取ることを学ぶ(音楽)。その一方で原語の歌詞をしっかりと読み込むことで語学や文化を学ぶ(英語)→実はそこから先に「差別」や「多様性」についての学びへと発展させていく。
↑【これが隠された本当のテーマ】
①音楽×英語として観せる動画
②実は本当に観せたいのはこっち
デモンストレーションを体験したら、少し生徒たちの意識も変わりました。授業ってこんなに練って作られている、ということを知るキッカケになれば嬉しいです。
2時間連続の授業だったのですが、1時間目はリズムの課題を行いました。最後に4人ずつ発表させたら全グループがメタメタで、打ちのめされた様子。
来週リベンジさせてあげようと思います。