どうやら緊急事態宣言が再度発令するらしい…ですね。政府は7日に決定するとのこと。主催である労音でも会議が行われたそうですが、現時点では「劇場やイベントへの自粛要請はない」との見通しが一般的なようで、特に動きがない現状としては8日夜の「古澤利人リサイタル2021」は開催予定です。


とにかく、東京文化会館が閉鎖しない限りは僕たちはステージ上で演奏をすることには変わりなく、もちろんその時はお客様にもお越しいただくことになります。その際にご来場いただくかどうかは、申し訳ないことではありますが、お客様個々人のご判断に委ねることになり、どのような判断を下していただいたとしても、尊重し、代替えになるサービス提供を講じていく用意があります。



2021年の新しいコンサート様式は、「選択肢」と「補償」の用意だと思います。


どんな結果、結論、選択肢に至ったとしても、最良の形に導けるよう用意すること。お客様にも選択権をしっかりとお渡しすること。どの選択をされても誰も損しないような設計を、かなり前段階から検討して準備しておくことが大事だと思います。


「(コロナが怖いのでリサイタルに)行かなくてごめんなさい。代わりにDVDを買わせていただきます」という方もいました。「…ごめんなさい」は不要です。ご自身の事情や心情で選んでくださった選択肢を僕は100%支持します。


幾つかご用意させていただいた選択肢の一つを選んでくださったことに、僕はとても感謝しています。一番悲しいのはどの選択肢にもハマらない(僕が選んでいただける選択肢を用意できなかった)場合です。



そんな中、今日もチケットを購入してくださる方が2人もいらっしゃいました。本当にありがとうございます。
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それにしても、緊急事態宣言発令と一年間用意してきた「リサイタル」のタイミングが見事にドンピシャって、どんだけ引きが強いんだ…。ピンチや逆境になればなるほど燃えるドM体質の僕としては、毎日、一分一秒がエキサイティングな冒険です。


あと3日。



最後まで前を見据えて立ち向かいます!
応援してくださいね。

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「古澤利人リサイタル2021

202118日(金)

18:15開場/19:00開演

東京文化会館小ホール

JR上野駅(公園口)から徒歩1

全席指定:5,000

(小学生:1,000円)

【出演者】

古澤利人、池谷京子、古澤泉、古澤利空

石渡裕貴(ピアノ)

感染予防の為、千鳥格子型に空席を設け、客席収容人数を半分に設定しております。当日は検温、手指消毒、マスク着用をお願いしてご来場いただきます。