「第九」ミリオーネンプロジェクトを立ち上げて、幾つかの公演を行った後、某動画サイトで海外の「第九」フラッシュモブを見つけました。
これ、面白いなぁ…と思いながらボーッと過ごしていた訳ですが、同じ動画を見た事務局メンバーから「これ、やりましょう!」と提案を受けたことで重い腰を上げました。このアトラクションは中で何が起こっているのかを事務局メンバーと分析し、そのネタを読み解いた瞬間に新プロジェクトとして「第九」フラッシュモブ実施へ動き出しました。
そこからやんややんやとメンバーで話し合いながら、たまたま全く違うところから「何か面白い企画はないか?」という問い合わせを受けたことで、2015年1月31日にふじみ野市のショッピングモール「ソヨカ」で、ミリオーネンプロジェクト初の「第九」フラッシュモブが実施されました。
フラッシュモブなのに大々的に宣伝されてしまったり、たぶん関係者が気を利かせてたくさんのギャラリーを集めてしまったので、かなり想定外だらけの展開ではありましたが、何とか見よう見まねの手探りでフラッシュモブが成功裏に終わりました。
そうこうしている内に、他の「第九フラッシュモブをやりたい」団体やプロダクションから相談を受けるようになり、どこも成功を収めたようですが、だいたい一回限りで終わってしまったりしているようです。
実業団サッカークラブさいたまSCの理事の方から「ハーフタイムのアトラクションとしてフラッシュモブを、いかがですか?」とのお誘い。
ミリオーネン事務局メンバーからは不安の声も上がりましたが、僕は「こんなの誰もやったことない!絶対面白い!やりましょう!!」と、ややゴリ押ししながらプロジェクトを推進。
炎天下の中、鴻巣陸上競技場のスタンドに「第九」が鳴り響きました。
一度こういう異次元体験をしてしまうと、普通のフラッシュモブ(普通のフラッシュモブなどないのだけれど)では満足できなくなり、常に新たな挑戦にいどみながら、昨年はコンサート会場で、先日はパーティの余興として、どれも前代未聞のフラッシュモブ「第九」を実現してきました。
その原動力は、とても単純で…
「常にワクワクしていたい!」
ということに尽きると思います。
誰もやったことがないことに挑戦しよう、とかそういことよりも、どうしたら僕らも参加者も、その場にいる人たちもワクワクできるか…それだけを考えていたら、自然と突拍子もないことばかりやってしまっている次第です。
大事なのは「これ、面白そうだけど無理だろうな…」ではなく「すごく無茶だけど、どうしたら実現できるだろう?」って考えること。
そして、その為にはしっかりとしたシミュレーションとリスクマネージメントを考えること。上手くいかないこと、最悪の場合を想定して、でもそこで怖気付くのではなくて、経験と知識で乗り越えること。
で、失敗した時はすべて自分が背負う覚悟。
…覚悟っていったって、別に死ぬわけじゃないし…お金を損したり、たくさん頭を下げるハメになるかもしれないけど、大事なのは『挑戦したこと』と『責任を負う』という【信頼を得ること】だと思います。
僕(僕たち)にとっての財産は、人であり、信頼です。失敗しても、他のリスクは全て背負ってでも信頼を得られれば、また次に挑戦するときに一緒に立ち上がってくれる同士がいる。それさえあれば、何度でも失敗する勇気が持てるから、またみんなでワクワクできることを探して突っ走れる。
それが第九ミリオーネンプロジェクトのコンセプトそのものだと思います。
で、
もしフラッシュモブをやりたいな、という人がいたら、いつでもご相談に乗ります。そしてノウハウを全て教えます。
たくさんの『楽しい』を共有できたら、いいなと思います。