昨年、日本語訳詞上演を果たしましたが、原語(スペイン語)での上演は今日が日本初演。
スペイン大使様やセルバンテス館長様がご来場くださった中での公演でしたが、緊張よりも高揚感が自分の中では膨らみつつ、自分の中の最高のパフォーマンスで無事演じきれました。
もちろんスペイン語やサルスエラの音楽、演技も含めて、まだまだ自分の技量は「のびしろ」だらけですが、今できることは全てやり切ったし、スペインの伝統的な音楽劇に取り組ませていただく上で、何よりもスペイン、作品、サルスエラへの尊敬の念だけは真摯に伝えたい、と思ってのぞむことができたと思います。
国と国を、舞台で繋ぐ…小さな力でも、その熱意をもしかしたら伝えることが出来たのかもしれない、と思った時、これまで苦労に苦労を重ねてきた、日本サルスエラ協会代表の桜田ゆみさんの想いが認められたのを目の当たりにして涙が止まりませんでした。
人の熱意って、こんなにも強くて大きな力になるんだ、ということを体現してくださる…だから僕も力を最大限に引っ張り出すことができる。
また、今回は平岡基くん(もーちゃん)もサルスエラ初陣となりました。
また、彼の存在が舞台を一段と彩っていました。
明日からたくさん写真が届くと思います。
その都度あげていきますね。
今日、お越しくださった皆様、
本当にありがとうございました!
(160席+補助席…満席でした)
また皆様にお目にかかれますように。
次回は9月にサルスエラ「お水、お菓子、お酒」という作品を日本語で上演します。どうぞお楽しみに。