昨日、7月10日は誕生日でした。
たくさんの方からメッセージなどいただきました。
誠にありがとうございます。
そんな中で、豪雨災害にあわれた方々のことを思うと、何か自分に出来ることはないのだろうか、と胸の中がモヤモヤするのを感じながら過ごしています。
ところで皆さん、「レターポット」というものをご存知でしょうか。
これは「文字」を「お金に代わるツールにする」というプロジェクトの元で生み出されたサービスで、簡単に言うと【電報】の進化したものです。
【電報】の場合、文字をお金で買って相手先に送るのですが、送ったら紙媒体になって相手が受け取ったところで終わります。
ところが「レターポット」ではその送られた文字を再利用することができます。
つまり、仕組みはこうです。
①僕がレター(文字数)を買ってメッセージをあなたに送ります
②受け取ったあなたは僕のメッセージを読める上に、その文字数分のレターを入手したことになります
③あなたは持参しているレター分の文字数で別の人にメッセージを送ることができます
これだけ。
つまりお金の受け渡しのように、文字(レター)を使って渡したり受け取ったりする訳ですが、電報のように受け取ったらその価値が消滅する訳ではなく、永久に使い回しができ、流通していきます。しかもそれが「メッセージ」という心がこもったものとして。
ただしレターは最初は実際のお金で買うのですが、再びお金に戻したり換金したりすることはできません。
ちなみに、メッセージを送る際には切手を買わなければなりません。ここで購入するのはお金ではなくてレターを使います。そして、これがこのサービスの運営費にあてられます。
さらに言うと実は、新規登録したら代表の西野さんからメッセージが届きます。そしてその文字数分のレターが得られるので、無料で始められるます。
さて、ここからが本題!
昨日の誕生日に、150人以上の方が僕にメッセージをしてくださいました。
facebookやtwitter、メールや、このブログへのメッセージ等を使って、たくさんの方から、愛のこもったメッセージをいただきました。
そのとき考えました…
もしこれらのメッセージがレターポットを通して送られてきたら…
例えば各お一人が「お誕生日おめでとう!」と送ってきてくだされば、これで【10レター】もらえたことになります。
150人×10レター=1,500レター
僕のレターは1,500レター得ることができます。
さて、さらに本題です!
レターポット運営はこのたびの西日本豪雨災害に際して、このようなものを立ち上げました。
簡単に言うと「掲示板」のようなもので、誰でも開いて見ることができますし、誰でも書き込める公開の場所です。
で、大事なのはその先です。
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送られたレターは、誰宛てでもないので誰の手にも渡らず、再利用ができなくなります。
そうすると、この宙に浮いたレターはその存在(価値)が消滅します。
消滅したレターは運営チームのもとに、その金額分残ることになります(なぜなら最初にこのレターたちはお金で購入されたものだから)。
そこでこの浮いたレター分のお金を、西日本豪雨被災支援に回すことになっています。
その方法はわかりませんが、支援団体に送ったり、または別の形になるかもしれません。
お察しの良い方はすでにお気づきですね…
もし僕に送られたメッセージが全てレターポットをとおしていたら、僕は1,500レター以上のレターを手に入れることができました。
そして、これを公開ポットに全て投入すれば、その価値は1,500レター=7,500円になり、それがそのまま被災支援金になったのです。(実際には切手分の数レターは差し引かれます)
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ここで一つ気になる方もいらっしゃると思います。
新規登録者は無料でもらったレターを使うことになるじゃないか、その分のお金はどこから発生するのか?
実はこれ、西野さん本人のポケットマネーから出されています。
ですからそれらを使って支援金にした場合、事実上は西野さんが寄付したことになるのですが、形式上は私たちが支援をしたことになる、という我々にとっては気持ち上の徳を得ながら、西野さん自身は身銭を切ったことになります。
なんでそんなことをしてるの、西野さん?
ですが、それを行うことで、このレターポットの創始者が西野さんであることを示すことができ、尚かつ西野さんにとってはそれが自分(芸人、絵本作家などとして)にとっての宣伝になる、とのことです。
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システムなどわからなければ僕もわかる範囲でご説明します。
さらによろしければレターポットを通して古澤までお祝いメッセージをください。または、公開ポットに直接メッセージをして被災者の皆さんへ支援を送りませんか?