絵本「泣いた赤鬼」より
浜田広介:作 つちだのぶこ:絵



【あらすじ】
※wikipediaより転載

とある山の中に、一人の赤鬼が住んでいた。赤鬼はずっと人間と仲良くなりたいと思っていた。そこで、「心のやさしい鬼のうちです。どなたでもおいでください。おいしいお菓子がございます。お茶も沸かしてございます」という立て札を書き、家の前に立てておいた。

しかし、人間たちは疑い、誰一人として赤鬼の家に遊びに来ることはなかった。赤鬼は非常に悲しみ、信用してもらえないことを悔しがり、終いには腹を立て、せっかく立てた立て札を引き抜いてしまった。

一人悲しみに暮れていた頃、友達の青鬼が赤鬼の元を訪れる。赤鬼の話を聞いた青鬼はあることを考えた。それは、「青鬼が人間の村へ出かけて大暴れをする。そこへ赤鬼が出てきて、青鬼をこらしめる。そうすれば人間たちにも赤鬼がやさしい鬼だということがわかるだろう」という策であった。これでは青鬼に申し訳ないと思う赤鬼だったが、青鬼は強引に赤鬼を連れ、人間達が住む村へと向かうのだった。

そしてついに作戦は実行された。青鬼が村の子供達を襲い、赤鬼が懸命に防ぎ助ける。作戦は成功し、おかげで赤鬼は人間と仲良くなり、村人達は赤鬼の家に遊びに来るようになった。人間の友達が出来た赤鬼は毎日毎日遊び続け、充実した毎日を送る。

だが、赤鬼には一つ気になることがあった。それは
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感動の名作「泣いた赤鬼」を、
松井和彦さんが作曲したオペラ「泣いた赤鬼」

童話っぽい親しみ安い音楽と、それでいて歌手の歌唱をめいっぱい活用することに成功している日本オペラの傑作!


本日、荒通し稽古でしたが、笑いと涙の稽古場でした。本当にいい作品。ぜひたくさんの方に見てもらいたいし、オペラを好きになってもらいたいです。












同時上演の「河童譚」も小ネタ満載で面白かったです!!




オペラ「泣いた赤鬼」「河童譚」
12月20日(火)18:30~
渋谷区文化総合センター大和田6F伝承ホール
全席自由:4,800円

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