不動産の私的所有とは | ジャンクの女王

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ジャンク不動産(ワケ有りボロ物件)とかジャンクな車が好きです。
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 遅ればせながらNetflixで「地面師たち」を見終わりました 先日不動産には関わりのない友人から鑑賞を勧められて これは最早 不動産事業者の基礎的教養になったのかと思いましてNetflixに加入

 

 月額790円を払えなくて Netflix未加入だった底辺大家の私にクリックのお恵みをww

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 ドラマ「地面師たち」の中で主犯格の男が 不動産を私的に所有するということから世の中のトラブルは始まった みたいな事を言っていますが 土地の私的所有を認めていない中国でさえ 不動産は経済変動の中で大きな役割を持っていますが 中国では住宅地の借地権は70年間だそうです

 以前も書いたように日本の固定資産税も年間1.4%なので 70年間で約100%の金額を国家に支払っているんですね やはり土地の所有者は国だってことですかね

 

 そんな制度の始まる前はどうだったかと言うと 今を遡ること1万年前に人類は「定住生活」っていうのを始めたわけです これは人類が熱帯から中緯度帯に移り始めた50万年前から考えても ごくごく最近の出来事なんですよね ここから土地の所有という考えが始まったんでしょう

 でも 人類の生活形態の本来の形は「定住生活」じゃなくって「遊動生活」なんですよ

 

 一般の人たちも ある一定の年齢(子供ができた頃からかな)になると将来的に「家を購入」するか「一生賃貸住宅」か迷う時期があるでしょう

 この賃貸生活を続けたいという人の心の底には 今の場所に一生縛られたくない 居住地域を移動できる自由を手放したくない という気持ちが言葉にはしないけど隠れていると思っています

 うん そんな一生賃貸派の人々が多数いるから 私ら大家の生活が成り立っているんですけどねww

 

 私なんかでも 実家を出てからは数年おきに都内を転々と引越しをしましたし 自宅を購入してからも 日本各地に別邸(いや地方事務所ですねww)を購入して常に移動した生活しています

 

 ここ1万年は定住している人類ですが お金と権力のある人 例えば4000年の歴史のある中国でまともな人権を持った少数の人々(皇帝とその親族)なんかは夏宮とか冬宮なんかを移動していましたよね

 

 哲学者で東大教授の國府功一郎は著書「暇と退屈の倫理学」の中で 遊動生活から定住生活に変化したことで 人類は移動の問題解決という負荷を失い 有り余った能力を持て余して 暇と退屈を感じるようになったのではないかと書いています

 

 なので暇とお金ができると 定住生活に押し込められている人々が やりたがるのが「旅行」ですよね(昨今のキャンプブームもだね)そして数日だけの開放感を思い出にして その後数ヶ月とか数年は 定住拠点で仕事をしたりで移動を我慢しての生活を営んだりして過ごすんですよ

 

 この定住生活に押し込められている可哀想な人々ってのは 国家や社会に「子供の通学」とか「会社への通勤」とかいう人質を取られているせいで動けない人が多いんですよね

 でも子供が高校を卒業したら 親も積極的に遊動生活を目指すべきでは?

 

 と ここからは我田引水になってきますが コロナ禍のせいで数年前から少しだけ広まってきた「リモートワーク」ですが せっかくリモートワークができる業界にいる人(例えば賃貸住宅経営者とかww)は もっとセカンドハウスを購入すべきなんですよ

 そして 年々酷くなる真夏の暑さからは逃れて 自分たち用の「夏宮」とかを所有すべきなんです やはり地球温暖化に対応してみなさん北海道にセカンドハウスを持ちましょうよ(って 来年以降の私の札幌での遊び相手を募集しているんですねww)

 

  東京からの友人たちが札幌に遊びにきてくれておりますので コメント返信等は遅れると思います(って誰もコメントしないかぁww)皆様におかれましてはクリックをぜひよろしくお願い申し上げます

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