ブライアンイーノ展へ。 | ジャンクの女王

ジャンクの女王

ジャンク不動産(ワケ有りボロ物件)とかジャンクな車が好きです。
尚、このブログをパクって無断掲載された方には掲載記事一つにつき3万円/日を過去に遡及して請求させていただきます。支払いは月末締めで遅れた場合は年利14.6%の延滞金も請求いたします。

 そういえば、私ってアーティストだったんだっけね。それも現代アートの。なので現在、京都で行われているアート展の話なんかしちゃおうかな(その真の理由は...)

 

 アートに興味の無い人は、クリックだけして帰っても良いよ(クリックしないのはダメです)


人気ブログランキング

 実は、先日(昨日)のブログの内容なんですけど、あの中で花街における諸悪の根源みたいな置屋と、私は利害関係にあることが判明しました!以前もブログに書いた事がありますが、そことはトラブルがありまして。で、今回の事件でしょう...

 でも、以前のトラブルの件は金銭にて解決(私が貰ったけど)したので、もう書きません。今回の事件についても書かないので、皆様もコメントしないでね(直メなら答えるけどww)

 そこで先日のブログに、あまり注目がいかないように、今日、新たなブログを書いて上書きしようと目論んで書いています(これが真相ですww)

 

 今日は、京都市内で始まっている「ブライアン・イーノ」の展覧会に行った話なんですが、このブライアン・イーノに関しては、音の作家というイメージが強いですよね。有名なのでは Windows95の作動音をデザインしたとか、デビットボウイのアルバムプロデュースとかね(ご本人もロキシーミュージックをやっていたし)

 でも、私にとってはアンビエントミュージックの創始者として記憶されています。

 

 ここで、私の子供の頃の記憶を。うちの父は大学でピアノを専攻していたせいで、家にはピアノがありまして、当然、私も練習させられましたが、いや全く性に合いませんでしたので、早々にリタイヤ!他人の作った曲を機械的に演奏しろ。なんてバカバカしくって(現在なら演奏家の役割も解りますが)

 でも、音を出す装置としてのピアノ自体は嫌いではなく、家人が出払った時なんかは、ペダルを開放したピアノの下に潜って(うちのはグランドピアノだったので)底板や側板を叩いて、色々な音を楽しんでいました(アンビエントミュージックじゃんww)

 

 その後、音楽に関して考察していて、何故に旋律が感情を揺さぶるのかを考えていた時に「ベルグソン」の哲学と出会ったんです。そこで時間の中にだけ存在し短期記憶の中で生成する「メロディー」とかの考え方を識って、かなり影響を受けたんです。

 自動生成する旋律のアンビエントミュージックと出会って、大好きになったのは当然ですよね。

 

 

 もう、十数年前ですか、初代のiPhoneが発売になったので急いで購入。最初に入れた有料のアプリはブライアン・イーノの『Bloom』でした。今でも私のiPhone13に入っています。

 もちろん、それ以前にブライアンイーノの音楽は良く聴いていましたが、ビジュアルと一緒に体験したのは、このアプリが最初でした。

 

 なので、この暑い中に京都駅から地下道を歩いて行ってきましたよ。事前にチケットを申し込んだ時は深く考えないで、午後2時からの入場券にしたのが大失敗。暑かった〜。。。

 3階建てで、エレベーターの無い、古いビルでの展示。最初に3階から観るように言われ、屋外を歩いてきた熱気を纏ったまま3階会場へ。入り口で靴を脱いで入場したら、真っ暗です。

 少し経って目が馴れてきたら、暗い室内のベンチに観客がたくさん座っているのが見えました。古い客船の船室に見立てた室内に、人の和声を使った音楽や、話し声を使った音が流れています。

 少しの間、座って聴いていたんですが、会場まで歩いてきた熱気が体内から噴き出してきて、顔から汗が滴り落ちます。3分ほどで我慢大会会場(笑)を出て、廊下でハンディ扇風機を作動させました(会場内は音や光の出る機器は使用禁止なので)

 

 少し落ち着いてから、2階の会場へ。

 非常にゆっくりと色相が変化する「ライトボックス」が展示された会場内には、アンビエントミュージックが流れています。そうです、これがイーノの真髄ですよね!って思っちゃったくらい良かった。

 この短期記憶の中でしか存在し得ない変化と、観客の短期記憶内で生成される一人一人独自のメロディーが重なるんです。

 余談ですが、私の作品も作動しながら音を出す作品が殆どですが、これも短期記憶の変化と作品の視覚的効果の重層化を狙っています。

 これですね。このせいで人間は時間の中にしか存在しない旋律を認識できる(のでしょう、多分w)

 

 ここで、だいぶ時間を過ごし、次は最後の1階にある大作を鑑賞しに行きます。

 13台の映像パネルを並べた様は、ゴシック建築に於ける教会の薔薇窓にそっくりです。会場内には多数のソファ以外に、淡い光で照らされた、あたかも構造物の柱のような木材が数本吊られています。

 薔薇窓の下には砂山が。これも私には、砂時計とか時間を表しているように感じました。

 ゆっくりと知覚しにくいスピードで変化していく映像と音楽は、やはりイーノらしいものでしたね。

 

 しかし、夏の京都なんかで展示するなんて(今年は特別な猛暑ですが)と思っていたら、東山の「ギャラリー16」では田中奈津子さんの個展があるんだっけ、今週末で終わりなんで、行かなくっちゃ(暑いよ〜!)大丈夫でしょうか、私の健康はww

 

 え〜、昨日のブログを誤魔化すための、今日のブログ。内容はまるで日記ですねwwこんなもんで良いんででしょうかねえ?とりあえずはクリックしってね。


人気ブログランキング

 いや、暑い!だから今日明日は部屋から出ません!