昨日と一昨日は、
月曜日 火曜日と 週2回 約9年間 レッスンに通っていた
高槻の保育園のピアノ指導を、後任の先生に交代していただく
レッスン引き継ぎの日でした。

ずっと一緒にレッスンしてきた 長いお付き合いの生徒さん達との
お別れは とても悲しく淋しく 心の痛む2日間になりました。

心のこもったお手紙やメール、プレゼントを用意してくれた生徒さんや
涙を流して お別れを惜しんでくださる生徒さん お母さまもいらっしゃいました。

私の この9年間を振り返ると 音楽教育だけでなく、人と人との繋がり
コミュニケーションの力や 物事を深く見つめ 考えて
自分や他人を愛することができる人間を育てることができたのかな・・・
と 肯定的な気持ちにもなりました。

今回の事で実感したのですが、ピアノの先生って・・・学校の先生や
塾の先生と違って 本当に長いお付き合いになるんですよね。

保育園の年長組さんから中学生になるまで ずっと一緒にレッスンしてきた
子なんて もうまさに わが子のような愛情を注いでのレッスンでした。
この子が 音楽を通して幸せになれますように・・って。
忍耐強く 1つの事を諦めずにやり続ける強い心 ひいては生きる力を育てる・・
子供たちの成長に寄り添いながら、その子の豊かな人間形成の役割の一端を担う・・
そういうピアノ教育ができたかな・・と この9年間を振り返って実感しています。

生徒さんが『ピアノが好き』って思い 習い続けてレッスンに来てくれる事を
私は本当に 嬉しく受けとめています。

この9年間を通して培った音楽教育に対する新たな気持ちを自信に繋げて
これからは自宅のレッスンの方に力を注いでいく次第です。
『ピアノを通して子供たちの豊かな心を育てる職業主』として常に向上心を
持ち続けていきたいと 改めて思いました。