福島県浪江町。
その土地に伝わる盆踊唄を、高く組んだ櫓の上で唄いました。
最初の20分はソロで。
そのあと、町の保存会のかたと合同演奏で。
80代の唄い手さん(女性)に、昔から唄い継がれてきた節回しを口伝で教わって。
「私は声が枯れたから、あなたが代わりに唄って」と言われたら、胸が一杯になりましたよ。
こんなしあわせ、めったにない。
唄い終わって、ぎゅっと抱き合って、また来年来ます!と言ってしまった。
言葉にすると もう現実化する時代。
私の言葉と引き換えに、そのかたは御自身の名前を教えてくれました。
宝物。
今日のことは忘れない。
私は唄うために此処に来たのだもの。