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RUGBY Dinner No Side Club店主/リバイアスミュージック代表 竹内方和のプライヴェート日記


今年に入ってから完全オフというのをほとんど取っていなかったし、風邪も一晩の睡眠でかなり楽になったので勢いそのままに、思い切って丸一日休みを取って花見へ行って来ました。朝一番に選挙の投票も終わらせ、真っ青な大空の中、向かったのは茨城の日立市にある神峰(かみね)公園。この公園は「日本桜の名所100選」にも選ばれている北関東では結構、有名な花見の名所で、公園内には動物園と遊園地も入っているかなり大きな総合公園です。当日も満開の桜のもと多数の人が遊びにきていました。それにしても桜という花はほんとなんでこんなに綺麗なんでしょうね。色、形、にほい、艶、佇まい、そのどれもが最良の形で合わさったまさに傑物。この桜を創り出した日本はまだまだ捨てたもんじゃない。一瞬で咲き誇り、散ってしまう桜の刹那を美しさの究極とする日本独自のわびさび的な感覚、習慣/文化は世界にもっともっと誇っても良いんじゃないかと思いました。そんな桜に負けじと僕はにらめっこをしたのですが、わずか30秒でその美しさにまいってしまい、ニヤっとしながら白旗を上げてしまいました。
桜の後に行った動物園も面白かったです。2月に行った上野動物園にいる動物とは似て非なるヴァイブを持っていて、神峰公園にいる動物はみんな上野の動物達よりもかなりリラックスしているように見えました。園内ではなんと!2mぐらいあるブッ太いニシキヘビに触りました。ヘビに触ったのは初めてだったんですが、予想よりもデリケートな感じで表面はサラサラしていました。ドクッドクッっていってたヘビの心臓の鼓動を手のひらで感じた時、人間も動物も生き物はみんな一緒なんだという万物の生命の息吹を感じました。でも恐くて写真におさめる余裕はなく、Eric B&Rakimばりにそのニシキヘビをブリンブリンに首にかけることも出来ませんでした。あんなに大きな体をしているのに干し草をうまそうに食べるシロサイの鎧のような皮膚にもトバされました。彼らのスキンケアはいったいどうなっているんでしょうか?
帰りの途中、守谷にあるシーフードレストラン「メヒコ」に寄ってきました。このメヒコは茨城と福島を拠点に味と口コミだけで勢力を拡大し、最近では遂に東京にも進出。江東区有明に出店し、大きな話題となっているレストランです。カニを中心としたお洒落なファミリーレストランなんですが、ここのカニピラフはマジで絶品!!カニを初めとする魚介系のダシと旨味が充分にしみ込んだピラフと身がたっぷりと入ったズワイガニのデュオは「狩人」以上のハーモニーで「ザ・たっち」以上の相性の良さを見せていました。お近くに行かれた際は是非、ご賞味を。
そんな羽を伸ばした久々の貴重な休みも桜の如く、一瞬で散り終わってしまいました。