5/2@UNIT | Listening is Believing

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RUGBY Dinner No Side Club店主/リバイアスミュージック代表 竹内方和のプライヴェート日記

昨夜は代官山UNITにて行われたC.L.SMOOTH JAPAN TOURに

我らがHisomi-TNP率いるRound Tableクルーが出演致しました。



DJ KRUSH、DJ KENSEI、LEVITATORZ、ECCYといった名だたるメンツが出揃う中、Hisomi-TNPのライブは1:00からスタート。



一番最初にステージに上がり、Hisomi-TNPらをステージへ誘いつつ、

これから始まるライブへ向けて大いに期待感を持たせてくれた

Shinya Cunel、



その昭和なシルエットも去ることながら、

大きな体を揺すり、絶妙に間の手を入れるNi-YANG。

途中のアカペラでは、多くのお客さんの視線と興味を独占していました。



ドープなビートをUNITのフロアで鳴らしつつ、

3人のMCを後ろから冷静かつ大胆に操り、司令塔という名を欲しいままにしていたMakoto Takeshige。



そして常人離れした滑舌と肺活量を駆使したその圧倒的なスキルを余すことなく披露、UNITの広いステージを所狭しと動き回り、体全体を使った大きなボディアクションでお客さんを煽り続け、心を鶴掴み、ではなく鷲掴みにしたHisomi-TNP。



超満員のフロアを前に、UNIT初ステージとは思えない、

それはそれは堂々たるライブでした。



DJ KRUSH、C.L.SMOOTH、LEVITATORZ、ECCYも

みんなそれぞれにヤバいライブをしていたのですが、

この夜の個人的なバロンドールはDJ KENSEI氏。



久々に見たヴァイナルのみの純然たるHIP HOPセットは

10年前となんら変わらず、精密かつ正確な二枚使い、微塵のぶれもないミックス、HIP HOPを知り尽くした氏だからこその構成は、圧巻の一言。



Common "Ressurection Remix"、A Tribe Called Quest "Clap Your Hands"、Brand Nubian "Slow Down Remix"、Intelligent Hoodlum "Street Life"など、

これでもかっていうぐらい、ドープなHIP HOPのオンパレード。



音楽の仕事についてから10年以上経ちますが、

いまだにDJ KENSEI氏の前だけでは、いつ何時でも"いち音楽ファン"に戻ってしまう、それぐらい、自分の人生に最も影響を与えてくれたDJアーティストです。