
ここ最近、自分が戯れている音の友達はこんな感じです。
右上から時計回りに...
●Kaman Leung "Lacrimal"
Mr.Abstract a.k.a.Dopement-sanによる渾身の一撃。ロウビートへの無骨なまでの探求の結晶。キックとスネアを追っかけていたら、いつのまにかアルバムが終わってました。
●Black Milk "Popular Demand"
そんなアブストラクト大王こと頼さんから紹介されたデトロイトの新生代ビートメイカーBlack Milk。聴き込みはこれからですが、ちょっと聴いただけでもかなりのクゥオリティー。
●Hisomi-TNP "Sampler"
聴いた瞬間、久々に震えた。上州をリプリゼントする日本人ラッパーによる濃過ぎるセルフワーク集。声質、フロウ、リリックの全てが群を抜いています。
●woodblue "think"
7/15にリリースを予定しているwoodblue初のMix CD。Five Deez "Sexual For Elizabeth"~Chari Chari "Aurora"でピークを迎える後半の展開に感涙。猛暑が予想される今年の夏を芯から涼しくしてくれることでしょう。
●V.A."Fat Loop"
このブログでも何度か紹介した7/5にDIMID RECORDINGSからリリースされるコンピレーション。貫禄の企画力。永遠のマスターピース。これが嫌いな人とは話が合わないような気がします。
●BIG-O&DJ WATARAI "Straight To Next Door"
KZAからの勧めで聴いた一枚。ずば抜けた安定感を見せるBIG-Oの聴き取りやすいラップを最大限に生かすDJ WATARAIの手腕に脱帽。20世紀と21世紀のランデヴー。ドラムのタイトさにおいては、いまだに右に出る人はいないのではないでしょうか?
●Silent Poets "Ultimate Collection vol.1&2"
日本のインストゥルメンタルシーンにおける先駆者。ビートのタイトさ、鮮やかな展開、曲の中に潜む空気感、そして唯一無二の世界観は、いつ聴いても発見があります。ラッパーとしてではなく、言葉を吐き出す表現者としてNippsをいち早く起用したその先見の明にも感謝。