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RUGBY Dinner No Side Club店主/リバイアスミュージック代表 竹内方和のプライヴェート日記



2枚ともHMV渋谷にて購入。



まず、左側は昔っから、ずっと追っかけている

ルーク・ヴァイバートのニューアルバム "Rhythm"

例えば、すごくスペイシーで難解なメロディーの上ネタに

アルティメイトからのクラシックビートを持って来たりとかっていうことを、絶妙なセンスとバランス感覚で大胆に調理してくれる

希有なアーティスト。

どんなに先鋭的なことをやっても

必ずや、どこかにヒップホップの匂いを漂わせながら、

B-BOY琴線をくすぐってくれるんですよね。

今回、アーティスト名がカタカナなのも面白いし、

音もホゲてて最高。

エレクトリックな音でもチル・ミュージックになり得るということを

証明している一枚だと思います!





そして右側はT-LOVE "No Apologies"

古くはRoxanne ShanteやQueen Latifahから

Da Brat、Bahamadia、What?What? a.k.a.Jean Grae、

Missy Elliott、Apani Bらと並んで、好きなフィーメイルMC。

10年ぐらい前にギネスで買った彼女のカルトクラシック

"Return of the B-Girl"を、よくDJでプレイしたことを思い出します。

デビュー間もなかったにもかかわらず、

狂人Kool Kiethをフィーチャリングする、

その女前っぷりに惚れたんですよね!

ただ今作、惜しむらくはMixされているということ。

出来れば、全曲がっちりT-LOVEのフロウとライミングを

堪能したかったが。。。

まあ、それを差し引いても良かったので、これから聴き込みます!

プロデューサー陣も、J. Dillaを筆頭にJazz Liberatorz、

Siah & Yeshua、Hocus Pocusなど、蒼々たるメンツ!





One for CD,CD for One...