懐メロ | Listening is Believing

Listening is Believing

RUGBY Dinner No Side Club店主/リバイアスミュージック代表 竹内方和のプライヴェート日記



ギネスでゲトったMix CDが

うちのiTunesをちょいちょい占拠しています。



Stretch Armstrong & Bobbito Presents

"89.9 WKCR FM RADIO SHOW 1996"



ラッパーとして僕が最も敬愛する

リアルハーコーラッパーKOOL G RAPと

Nas "Live at the BBQ"でもお馴染み

下ネタラップのオリジネイターAKINYELEによる

貴重なフリースタイル。



Stretchによる懐かしいスネアの半拍ずらし二枚使い。



Campany Flow、Camp Lo、DJ Krush、Royal Flush、Jay-Zら

本物の猛者達による正真正銘のStrictly Hip Hop。



この一枚で、ドープ臭が最も濃かった

90年代アングラHip Hopの髄がこれでもかっていうぐらい

がっつり堪能出来ます。





この頃って、メロディーや上ネタがどうこうじゃなく、

キックとスネアがいかにドープな音色を奏でているか、

それだけを競い、全てを決定づけていましたよね。



Mike Ladd "Bladerunners~Company Flow Mix"や

Rubberoomなんかを聴きながら、

キックで3杯、スネアで5杯は飯食えるよなーなんて

話をしてたこともありました。



スペックの低いサンプラーで打ち込まれたロウファイなビートは

2009年の今聴いても全く色褪せずに僕を魅了して止みません。





音楽業界に入ったのがちょうどこの時期だったこともあり、

曲が変わるたびに甦ってくる数々の苦く切ない想い出。



PC前でガンガンに首振り過ぎて、全く仕事になりませんが、

まるで懐メロを聴くような感覚で、ここ数日聴き浸っています。



昔、新宿LIQUID ROOMでそうだったように...





One for DOPE,DOPE for One...