社長命式診断第10回です。
今回はアメブロ運営元であるサイバーエージェントの舵を取る、
藤田晋社長の命式を見ていきます。

1973.5.16


日柱月柱年柱
正財敗財
帝旺


日干支が壬子。例のごとく帝旺が君臨しています。
年柱にも水が通根していますので、ご自身のパワーはかなり強い。
そして主に社会面を表す月柱がこれまた通根した財ですね。
物心にかかわらず、狙ったターゲットを得るためのモチベーションは相当に強いはずです。

また、十二運の帝旺と、絶を同時に持っている人は、私が出会ってきた経験上、
男性も女性も、独特の底知れなさ、つかめなさを感じるオーラを纏っています。

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偏財傷官食神劫財比肩印綬偏印正官偏官
帝旺建禄冠帯沐浴長生


大運ですが、初年運から、エネルギー自体は溜めるより使う流れになっています。
13歳からの20年間、強い木気運、すなわち食傷運が巡っています。
これは藤田社長の2強要素である比劫(水気)と財(火気)を接続します。
水生木、木生火。水→木→火という具合ですね。
どういうことかというと、強い自身のエネルギーと、外部に働きかけ何かを得ようとする気持ちの仲介をしてくれるのがこの食傷(木気)なのです。
食傷を持つ人は聡明と言われたりしますが、これは自身のエネルギーを外部へ発散しようとする性質から来ています。表現力にすぐれていたりします。
この食傷が比劫からパワーをもらい、さらに財星に流すことで、
結果としてビジネスや社交の場で著しい成果をあげたりすることができるようになります。

25歳で起業なさっているということですが、
これは大運食傷の接続が非常によく働いている結果と言えるかもしれません。

33歳からの20年は比劫星が巡っており、さらに自身のエネルギーが強まります。
比劫星が強くなりすぎると、財を剋してしまうため一般的にはあまり好まれません。
やや孤独性が強くなります。

現在44歳ということで、自身の日干支である壬子運がきています。
強いですが、その勢いは今後も衰えることはないでしょう。53歳からの10年間も依然として強いです。63歳から、土性(官)が巡ってくるので、ライフスタイルが変化する可能性があります。

昨日はAbema TVも見させていただきましたが、
今後、アメブロを含め、サイバーエージェントのこれからを楽しみにしております。

今回から命式表にスタイルを当てて見ました。
過去の記事も含め、これから徐々に見た目や読み易さも考えて更新していきます。
社長命式診断第9回です。
ヤフー株式会社が代表取締役の交代を発表しました。
現社長が宮坂学さん、新社長は川邊健太郎さんです。

今回は現社長の宮坂学さん。

1967.11.11
日柱月柱年柱
食神偏印
冠帯


日干は土性の己。年支に通根しています。
命式の特徴として、五行のバランスが良いですね。年月日の中に五行がそれぞれ存在します。
五行バランスの良い方は周囲の環境に調和しやすいと傾向にあるようです。

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傷官比肩劫財偏印印綬偏官正官偏財正財
長生沐浴冠帯建禄帝旺


ヤフーの社長になったのは29歳、大運丁未に切り替わろうかとする頃です。
大運の変わり目では人生の環境がガラッとかわることがあります。

そして2012年、44歳で代表取締役社長に就任。
翌2013年でソフトバンクの取締役に就任しています。
2018年1月24日、50歳で会長となることが株主総会にて明らかになりました。


後任に任命されたのは現副社長の川邊健太郎さんです。

1974.10.19
日柱月柱年柱
正財正財
冠帯


日干は辛、月支に戌があり、戌土性ではありますが金性も含みますので地を得ています。
申・酉はありませんが地支が全て土性ですので、日干は強められます。
月支に冠帯があるので、社会性を重要視する傾向です。

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偏財正官偏官印綬偏印劫財比肩傷官食神
沐浴長生


大運のエネルギーはそれほど強くはありません。
全体的に優しい星をお持ちなので、あまりガツガツ目立ちたいタイプではないと思います。
今回副社長から社長になられるとのことですが、ベンチャー精神あふれる新規開拓者とは真逆で、
その地位を確立した大企業ならではの経営スタイルが命式、流年からうかがわれます。

今後のご活躍をお祈りいたします。
社長命式診断第8回です。

日本人が最もよく使うショッピングサイトと言えば!
Amazon、そして楽天ですね!

アメブロでもこの2つのサービスへのリンクを貼る機能があります。
さて、今回はそんな有名な楽天の三木谷浩史社長の命式を見ていこうと思います。

命式を見て見ました。
1965.3.11
日柱月柱年柱
正財敗財
沐浴帝旺


日干甲で月令を得ています。最強の地支をもつ正財が天干に出ています。
この財は一応年支に通根しています。
正財は本来確実な財を追求する穏やかな性質の星ですが、
地支の帝旺やとなりの年干劫財(敗財)がそれを豪快にしています。

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偏財 傷官食神敗財比肩印綬偏印正官偏官
建禄冠帯沐浴長生


大学卒業後銀行勤めでしたが、91年、26歳の結婚を機にアメリカへ留学、MBAを取得。95年に故郷である神戸の被災を経験し、そのときに起業を決意なさいました。同年30歳でコンサルティング会社を創業。

97年(大運乙亥)、元楽天株式会社の前身となる会社を創業。
その後の10年間で規模を大きくし、旅行、カード、サッカーチーム(ヴィッセル神戸)買収、球団設立などに取り組まれています。
2008年の日本人富豪ランキングで7位(約4000億円)。

現在55歳。大運は癸酉。
一代で創業から大企業を築きあげたのは
やはり月令パワーを得た強い財、そして初年の大運サポートがある時期にしっかりとビジネスの基盤を得られたからではないでしょうか。97年からの20年、会社の規模が大きくなった時期に空亡が重なっていることも少々気になります。

被災をうけて起業を決意する、社会貢献に目覚めるといった、
私心を忘れて行動するとき、帝旺や空亡の大きな力が存分に活かされるのかもしれません。