ペースメーカー | 夕焼け紅葉

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ペースメーカ
・心臓ペースメーカは心臓の刺激伝導系に何らかの障害が生じて、刺激が正常に伝わらなくなった心臓に対し、心室・心房、または両者を人工的な電気刺激によって心拍数を正常に保つものである。体内植込式と体外式がある。

刺激伝導系
・洞結節→心房全体→房室結節→ヒス束→左・右脚→プルキンエ繊維
・興奮は陰極から発生する

All or noneの法則
・心臓にある一定以上の電気刺激を加えると、刺激の強さに関わらず心臓は興奮する。
興奮の度合いは刺激の強さには関係なく、また、ある一定以下の電気刺激では心臓は興奮しない。これをAll or noneの法則という。

植込式
・心拍数40回/分以下
・P-R間隔3秒以上(3秒以上の心停止)
代表例
・洞不全症候群
・慧挧室璽屮蹈奪
・凝挧室璽屮蹈奪
・除脈性心房細動
などなど・・・

体外式
・アダムス・ストークス発作の防止
・心臓手術直後の不整脈防止
・急性心筋梗塞直後の除脈の改善
・アダムス・ストークス発作:心拍停止が10~20秒持続すると、脳虚血により失神発作を起こす。コレをアダムス・ストークス発作という

構造
本体(ジェネレーター・発信器)

植込式
・素材:チタニウム合金(植込式)
・パルス幅:0.2~2ms(0.5ms)
・パルス電圧(出力電圧・パルス高・刺激電圧・パルス振幅):0.1~10V(3V)
・電流出力:0.1~20㎃
・デマンド感度:1.0~0.8㎃(数字が小さいほど感度が高い)
・パルス数(パルスレート・ペーシングレート・刺激頻度):60~80回/分(70回/分)
・パルス周期=60÷パルス数
・デマンド感度とは何㎷の自発心電図でデマンド機構が作動するかを示す感度のこと
・オーバーセンシングとはデマンド感度を不適切に下げすぎる(感度を上げる)と、筋電図などのノイズを自発心電図と誤認してしまい、ペーシングパルスが出力されない状態をいう

電極リード線(ペーシングリード)
・エルジロイやステンレスをコイル状に巻いている
・フローティングされている

刺激電極(検出電極)
・形状:半球体・円管状
・素材:ステンレス、白金イリジウム、プラチナ合金

刺激電極のリード方式
・単極電極:カテーテル先端部はマイナス極のみで、本体金属部がプラスになる。
・双極電極:カテーテル先端部にマイナス極とプラス極がある(マイナス極が先端)

単極式の長所
・リード線が1本ですむ
・全体を細かくできる
・体内心電図検出電圧が大きい
・心電図に現れる刺激パルスが大きい

単極式の短所
・骨格筋の攣縮(レンシュク)を起こしやすい
・電磁波の障害を受けやすい
・筋電位に影響を受けやすい
・双極式の長所短所は単極式の逆
・ステロイド電極の使用
 ↓
 炎症の抑制
 ↓
 ペーシング闘値、センシング闘値上昇の抑制
・関電極:プラス側  不関電極:マイナス側

刺激電極の装着部
・カテーテル電極:心房または心室(右心室心尖部)に留置
 ↓
 一般的
・心筋電極(心外膜電極):心筋表面に直接取り付ける
 ↓
 心臓手術後など