正確なデータを収集集計したわけではないのですが、開業して20年を超えると通院・受診されている方の口の中にある傾向があるのがわかってきました。几帳面に定期的に来院されている方の喪失歯数は20年間で0~2本程度であるのに対して、治療のみで不定期受診の方の喪失歯数は5~10本と明らかに差があります。中にはセルフケアの勘所を熟知されていて定期受診なしでもへっちゃらな方もいらっしゃいますが、5本以上の歯の喪失となると何らかの大掛かりな修復(ブリッジ、義歯、インプラント等)をしないと機能が充分果たせません。大掛かりな治療となると金銭的な面でもそこそこの出費になります。トータルで考えると定期受診を継続して歯の喪失を最小限に抑える方がかなりお得なようです。これを機会に健康の入り口、口腔のケアに少し気を遣ってみてはどうでしょう。    前回も触れましたが、今年は2年に一度の保険改訂の年です。参考までに前々回の改定時(4年前)に比べて定期メンテナンスの治療費の上昇率は4%です。この間の物価上昇率は年平均3%で4年間トータルすると12%超えですので医院経営的には複雑な気分ではありますが、消費者の立場からすると…お分かりですね。