人は年齢を重ねるとありとあらゆる物事に対する嗜好が変化するようです。それもそのはず、ごく一部を除けば6~7年で全身の細胞は全て入れ替わります。すなわち7年前の自分と今の自分は全くの別人ということになります。 そのことを実感することが多々あります。 先日は有名な漫才のコンテストがありました。以前なら面白いと感じていたのかもしれませんが、最近ではいわゆるお笑い系の番組を観ても面白みを感じなくなりました。視覚と聴覚から入った情報を伝達して、その情報に何らかの価値を付けて自分にフィードバックする機能を持った細胞が入れ替わったせいかもしれません。 音楽についてもかつてはロック以外の音楽は見向きもしませんでしたが、最近はジャンルを問わず琴線に触れる音楽が多くなりました。これは聴覚情報の伝達と処理の仕方。 食べ物ではかつて、ひじきが大の苦手でした。今はとても美味しく感じます。洋菓子派からどちらかというと和菓子派になりました。これらは味蕾細胞の変化によるものかもしれません。 自己啓発関連の本を好んで読んでいましたが、最近では人生の本質的視点で書かれた本を愛読しています。 これは細胞の入れ替わりというより、近づいてくる死期を実感することによる価値観の変化かもしれません。 今の自分に失望している人も落ち込む必要はありません。7年後の全く別人になった自分に期待してみましょう。 意気揚々なあなた、逆もまた然りです。