この一年身の回りに起こる様々な事象を経験し、心が乱されることも多かったのですが、多少なりとも救いとなった教えは禅語由来であることに気づきました。例えば、「生也全機現、死也全機現」、「水急不流月」等。それぞれの意味は割愛しますが、日常生活に生かせるような禅語をわかりやすく解説した本はないかな~と、なんとなく思ってました。専門書のような本はいくらでもあると思うのですが、ちょっと難解そうで手に取りにくいのが正直なところ。つい先日、そんなことを考えながら医院の待合室に置く雑誌を買いに書店に行ったとき、目当ての雑誌がいつも置かれている場所になかったので、店員さんに教えていただきました。やはりいつもより場所が少し移動していました。その場所の近くに目をやると桝野俊明さん著の「禅が教えてくれる疲れない心をつくる休息の作法」と言う本が目に入りました。速攻、中身を確認することもなく衝動的に買いました。たまたまいつも買う雑誌がいつもの場所に無かったから出会えた偶然、教育学者森信三先生の人との出会いについての名言ではないですが、やはり「出会いたいものには必ず出会える、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎず」を身をもって経験しました。今年も余すところ一ヶ月、世間では大規模火災や熊被害が連日報じられて心が痛みますが、どうか多くの人が平穏無事で禅語で言うならば「安閑無事」「好事不如無」でありますように。 私は悟りの境地には至りませんので、これから年末ジャンボを買いに行きます。