あるスポーツ選手のインタビューで「あなたの信条は?」ときかれ、「やればできる」と意気揚々な回答。本当にできる人なら100点満点の回答です。自分の限界を少しだけ超えた結果にガッツポーズかもしれません。でも世の中、皆が皆結果が残せて「よしっ、やればできるんだー」となる人ばかりではないでしょう。そんな人に「やればできる」と檄を飛ばしても絶望的です。やはり信条は何かときかれたら「できることをやる」で充分だと思います。自分にできる平凡なことを非凡にやり続ける、中国の格言からの引用らしいですが、「10年偉大なり、20年畏るべし、30年歴史なる」と鍵山秀三郎師もおっしゃっています。