師走のこの時期になると、あいさつ代わりにこんなセリフがよく飛び交います。「年末年始はどうされるのですか?」。記憶をたどると自分もよく使っているので文句をつけるつもりはありませんが、社交辞令とはいえ他人の年末年始の過ごし方とか気になるのかしら?。自分に問えば、あまり興味はないかもしれません。他人から問われれば、「いや~、今年もまた何某リゾートで何をすることもなくのんびり年越しですわ。」と謙遜なのか自慢なのか不明な返答をしたいのが本音ですが、そんな経験は一度もありません。実際は実家で紅白見ながらダラダラといったところです。紅白と言えば、最近は特別枠とかいろいろあって、昔のような男性歌手(白組)と女性歌手(紅組)の対抗歌合戦的要素は薄れてきました。ジェンダーレスのご時世でこれは当然の流れだと思います。であればこの年末恒例の一大イベントも「紅白歌合戦」などと名前に胡坐をかかず、抜本的に内容を見直してもいいのではないでしょうか。例えば出場者個々に採点をして、それを楽曲のジャンル別、年代別、出身地別(東西とか)、・・・多面的に集計して競うなんて言うのも一興かもしれません。民放裏番組のお笑い芸人さんが笑ったらお尻ぺんぺんされるのは今年もモラルハザードで放送されないのでしょうから。今こそ変革の時期ではないでしょうかね。