コロナ禍の中、講演の様式も変わってきました。

以前は会場を借りて対面式で行っていたセミナー・講演会はことごとく中止延期になっていました。

ここ最近ではWebセミナーの形式をとる講演会も増えてきました。

これがなかなかいいなと思いました。

会場へわざわざ足を運ばなくてもいいですし(遠方だと交通費が受講料より高いなんてことも)、中には一定期間内であれば、いつでも何度でも繰り返しセミナー動画を見ることができる講演もあります。

通常講演会は原則、撮影録音禁止の場合が多くて聞き逃すまいとメモを取ることに集中してしまい、逆に講師の大事な言葉を聞き逃すなんてことも起こります。

ところがWeb形式なら大事なところは繰り返し聞けるのでメモを取らなくても頭に叩き込むことができます。

あと、Web形式だと会場開催に比べて普段会わない、いやあまり会いたくない人に遭遇して作り笑いで愛想を振りまく必要もありません。

つまり怨憎会苦から解放されるのです。

このようにWeb形式ではその欠点があまり見当たらないように思います。

これからコロナ禍後も講演会は会場開催版とWeb版の並行開催がスタンダードになっていけばよいのではないでしょうか。