緊急事態宣言の対象地域が全国に拡大されました。

もともとこのウイルスとの闘いは日本がワンチームで取り組むことなのですから最初から全国一律に宣言するべきだったのでしょう。

政策の後手後手さが露呈してしまいました。

歯科医療についても厚労省は「不要不急な診療は延期も考慮してもよいのではないか」というスタンス。

がしかし、来院の意思のある方を拒絶するわけにはいきません。

となればトップページで安全安心な医療の提供と謳っているからにはそこに注力しなければなりません。

体調のすぐれない方の診察は見合わせていただくことはもちろん、ユニバーサル・プリコーションの概念を基本に、よりウイルス感染予防を意識して日々取り組んでおります。

歯科医療行為はエアロゾルが空中に舞いやすい行為です。

そこでドアを開けて換気はしつこいくらいに行います。

換気扇と空気清浄機は常時作動しています。

幸い当院の構造は待合室から診察室がほぼ一望でき、空気の停滞がおこりにくくなっています。

院内は二酸化塩素で空間除菌をしています。

さらに口腔外バキュームをもちいてエアロゾルの発生自体を減少させています。

ひまさえあればそこら中アルコール消毒しています。

スタッフは毎日の規則正しい生活習慣で体調を整え、自身の免疫力アップにも心掛けてもらっています。

これで少しでも安心していただければと思い、日々見えない敵と闘っています。

この度の戦争は長期化するかもしれません。

こちらも疲弊しないように誤解を恐れずに言えばこの戦いを楽しむくらいでないともちません。