暑さ寒さも彼岸までのとおり、朝夕は肌寒いくらいに秋を感じる今日この頃です。

衛生士学校の非常勤講師をさせていただいて3年になりますが、講義の前にはやはり少し予習をします。

そこでも今さらながら、新しい発見があるわけです。

ちょっと気になった事がありました。

歯周病は生活習慣病の一つであることは、ご存知でしょうか?すなわち高血圧、脳卒中、虚血性心疾患、糖尿病などと併記される病気です。

これらの生活習慣病の受診率(治療中患者数÷推定患者数)は約15~80%です。

しかし、歯周病はわずか5%足らずなのです。

全国に約8000万人の歯周病に罹患している人はいるにもかかわらずです。

歯周病は確かに直接命にかかわらないし、なかなか自覚症状の現れない病気かもしれません。

ところが、最近では歯周病が脳卒中、心筋梗塞、糖尿病、早産、胎児発育不全の原因になっていることが科学的に証明されています。

話はかわるのですが、みなさんタバコのパッケージをじっくりご覧になった事があるでしょうか?そこにはもれなく喫煙と生活習慣病との関連しているという警告が表示されています。

ところが歯周病にいたっては同じ生活習慣病であるにもかかわらず、何も触れられることがありません。

残念です。

せめて喫煙が歯周病を悪化させるということくらいは触れてほしいですし、できることなら、歯磨き粉のパッケージやチューブに「歯周病は脳卒中、心筋梗塞、糖尿病、早産、胎児発育不全の原因です。」という表示がされるなら、歯周病患者さんを減らすことができるし、他の生活習慣病の予防にもなり、医療費の削減にも貢献できるのではと考えます。

喫煙と生活習慣病については厚労省の全面的バックアップを感じます。

歯周病については・・・言わずもがなというところでしょうか。

すこし長文になりました。10月の予定も添付しています。