「パトロン」と聞いて何をイメージしますか?

浅学非才な私は以前「銀座(とは限りませんが)のクラブのチーママが、金銭的な援助を受けて、お店を何軒も切り盛りするオーナー的存在に出世する。」その援助者のことだろう、などと誤解していました。

辞書的には学問、芸術、スポーツなどの才能ある人を見出し、援助・投資をしてその才能を開花させようとする存在らしいです。

援助と言っても金銭的なものに限らず、人脈、場の提供等々多岐にわたるようです。

ということは誰しも何らかの形でパトロンのお世話になっているといっても過言ではないでしょう。

政治家も然りです。

ここのところニュースを独占しているあの宗教団体もパトロンと言えなくもありません。

選挙を戦っていくうえで大きな武器となるのが組織票です。

政治家にとっては喉から手が出るくらいに欲しい票かもしれませんが、あまり近づきすぎると政教分離の原則に反します。

煮え切らない態度を取っている議員の方々の答弁も苦し紛れで気の毒です。