2時半にこもれび大和田図書館へ。
お話会のボランティア仲間であるNさんが
3時からのお話会で、「節分」をテーマに
絵本を読むのを聞いた後、
図書館の担当者と2月14日のお話会の打ち合わせ。
夕刻半蔵門線で清澄白河へ。
6時から江戸深川資料館にて、柳家さん喬さんの独演会。
素敵なバッグを作って譲ってくださった
Uさんが席の近くにいらしていてお礼とご挨拶。
今宵のさん喬さんの演目は「猫の災難」と「雪の瀬川」。
「猫の災難」は、友人が買って来たお酒をついつい飲み過ぎて
酔っぱらっていく熊五郎さんの姿態の描写が絶妙。
まくらではさん喬さんの弟子の酒癖を説明。
一番弟子の喬太郎さんは「強いように見えて弱い。芸も同じ」と
さん喬さんが言及していたのに思わず頷いた。
「雪の瀬川」は1時間半の長講。大店の若旦那が吉原の
花魁瀬川に恋焦がれて、結ばれるまでのストーリー。
さん喬さんは丁寧に物語を積み重ね、
切なく、情感豊かに場面場面を描き出していく。
「瀬川が来る、瀬川が来る」という若旦那の静かな言葉の
積み重ねがクライマックスに向かっての期待感をつのらせる。
雪が舞う新年の夜。自らの危険も顧みず、若旦那を訪ねる
花魁瀬川の大胆さと真摯な恋心。
かつての使用人である忠蔵は、久しぶりの若旦那と瀬川の再会に、
寒い夜だからとかいまきを着せようとして、思わず立ちすくむ。
3人を包むように降り続く雪。最後の場面は
ストップモーションがかかったかのようで、聴いている者も
深い雪の中に包み込まれていくようだ。
静かにしみじみとした余韻が残る一席。
もしかしたら、最後のさん喬さんのことば(「昔昔のものがたり
だった」)は必要なかったかもしれない。
写真はUさんが作ってくださったバッグ。
